Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

厳しさが

本日は長男”青龍”の幼稚園の卒園式に。前日がお休みなだけに体調も芳しく、辛い花粉症も新しいアイテムの”塗るマスク”なるもので多少効果がありまして。ちなみにこちらの製薬会社さんは懐かしく以前は良くご利用いただいておりましたのに、と思い出しましたが。
今年が最終の卒園生になりました稲荷幼稚園は、十数名のこじんまりとした式になってしまいましたがその分子供達の記憶の中により深い思い出が出来ていれば幸いですがまだ6歳児、新たな小学校への入学のほうが楽しみのようでした。
さて、先週末の土曜日を思い出しながら
・Pommard Les Rugiens’79 Lejeune
3月の前半の〆の晩になりましたが、前半戦は正直惨敗の様相で。この晩も残念ながら意外なほどのゆっくりとした流れに逆にゆっくりとお相手を。
また、お恥ずかしながらもホワイト・デーを忘れており芸妓さんにも叱られ。何とも情けない始末ではありましたが、東山の華灯籠は暖かさも感じられお人の出は上々のようです。
そんなことで先日もまた、酔われていたムッシュはお姉さんと”ごめんなさい”お越しに。
少しだけ飲んで帰ります、とのことでしたがそれでも必ずボトルでブルゴーニュグラッパの〆まで。おまけに私へのシガーまで添えられる辺りはいつもながら頭があがりませんが。
典型的なポマールの教科書のようなリュジアンは、’79とも為ればまたそれだけでは片付けられづ。果肉の部分を煮詰めたコンフィのような無花果が想像される噛み締めるような果実味に、ここのところ連日のブルゴーニュのオールドの染み入るような繊細な味わいがやはり正直贅沢かと。
今月はボルドーのヴィンテージを特集しているのにな?まあ、いいか。
と言うことで来月はブルゴーニュのオールドを特集いたします。’30年代まで遡りますが大半は’70’80年代になります。
桜の開花が待ち遠しく・・・・・・。

         Sommelier R.Imamura