Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

Zino

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本日は、筋トレ。なのですが、朝から店舗に灯油を運んでからの 慌ただしく過ごし。

買い出しも ベスパと トライアンフで気分転換もしましたが、京都も寒く また戻りました。店舗の頂き物の 桜の鉢は咲き始めておりますが・・・・・。

で 日曜日なあ

円安の影響がはっきりなんだろうなあ?団体ツアーの海外の方々が多いなあ。伏見稲荷も 祇園街もなんともなあ。良き影響を受けられている方は、まあ よろしいのでしょうが 本当に これで良いのかなあ?

政倫審もなあ、まあ 意味ないことなんでしょうけど。本当にこれからのこの国の為の正しいことを出来る方に委ねていかないと 自分だけって訳にはいかないよな時が来ますかと。

葉巻を若干控えております、調子の良し悪しが 極端で まあ気が張ってると問題がないのかなあ?とは言え 調子が良く楽しいときは 先日も2本喫っても問題なかったしなあ?まあ、もう十分おっさんなので ほどほどに嗜むのですが。

基本的には、オーパスⅩ以外は ハバナ産のもののみの取り扱いなのですが 先日いただきもので ジーノを。こちらはドミニカ産なのですが、ダヴィドフのセカンド・ラインになりますが これも以前のリングが巻かれております。ですが、テュボスのケースに収まっているもので 乾燥も気になる部分もありましたが とは言え十分楽しめるものでした。僕の店舗のヒュミドールでは、テュボスから出して しっかりと加湿してあげることに。まあ、明らかに ハバナ産のプレミアム・シガーと比較すると たっぷりの甘みは差異がありますが これもまた、少し軽やかに楽しめる葉巻のスタートとしても。煙は中々難しい時代でしょうが、ちなみに ご本人は紙巻煙草を吸うのに禁煙にしているワインバーの後輩ですが どうしてだろうなあ?勿論、嫌がる嫌煙家の存在もワインバーには理解出来ますが。嗜好品の世界ですから。

Sommelier R.Imamura

ヴィンテージ'06'02'97'90

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本日は、ランニング。それにしても、花粉が辛い・・・・。点鼻薬を打って一気に症状の緩和はみれましたが、檜なのかなあ?それとも本当にこれからが本番なのか?職業柄 最も大切なファクターでも有ると思われる香りを拾う器官だけに悩ましさも。ぱっと見は、大雑把な人間に見えるかも?ですが、意外に細かく慎重に見極めてもいるのですが。

で 種まきでも

・Ladoix’02 Charles Noellat

・Gigondas Vieilles Vignes’06 Perrin & Fils

・Chateau L’Arroses’97 St Emilion

・Bourgogne Pinot Noir’90 Charles Noellat

野球もそろそろかあ、ある意味平和なことですが 世界はどう進んでいくんだろう。色々な意味で押し流されていっているような気がしますが。

お初のお電話をいただけて幸いでした、前半からお話をしながらの 珍しくアカデミック?な感じのテイスティングでもあったかと。

極端に安価なワインは必要なないのですが、先ずは白を1杯に赤ワインを4種飲みたい!とのことでしたので まあ色々とお話をしながらのセレクトになりました。

お初の方でしたので、ご予算的にも問題は無かったようでしたが どうだったかな?面白みは こう言った展開でもワインの楽しみ方も有ではないかと。まま、何れにしても こう言ったラインナップのワインの手持ちしかないのも事実なのですが。

先ずは ラドワの’02から。全て最初はブラインドにてのお飲みになりましたが、まあ 当たる訳が無い プロでも このアペラシオンなど答える方はいないでしょう。やや酸が?とのことでしたが、ここがスタートなのでと ’02からですよ。

結果的には、最も印象的だった。ペランのジゴンダス’06、古木も有るのかも?ですが、熟成だろうなあ?嘗ての彼らのスタイルからすると 印象ががらりと変わりながらも青梅のニュアンスを感じながらも ポートのような過熟した甘みに ローヌを含めたのは正解でした。

流れは良い感触で、サンテミリヨンを。’97のラロゼは、逆に ほっこりとする 落ち着いたメルローで。安心すると言うか、やはり 馴染みを感じるスタイルに メルローの青いニュアンスは溶け込んでおり。

〆は、まあ このノエラの’90へのストーリーを想定していたので。賛否の理解はしておりますが、こう言った展開も想定しての仕入れもこなしております。まあ、本音では 十分全てのボトル どれもじっくりとボトルでお楽しみいただけるクオリティだと思いますが、お初のご利用のIT社長さん 何時かへの種まきにも思いながらの。

香りの広がりが、確かに異なる熟成なので ファースト・インプレッションからコメントがポジティブでしたが 東京・京都の半分生活のようなので ご縁が繋がりましたら!と。

簡単な 鴨の生ハムに モルタデッラ、新玉葱のオーブン焼き、苺、ピクルスの盛り合わせに ワイン談義を交わしながら。

Sommelier R.Imamura

週末ですが・・・・

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本日は、筋トレ。その後の愛犬のお散歩は、もう Tシャツで。初夏だな、桜の開花にはまだ早いですが もう直前の印象です。来週の気温の低下が、抑えてくれるかも?ですが。

で 働かざる者食うべからず!なのですが・・・・・

檜の季節が、訪れているような?目が痛いくらいで、鼻も鼻腔が腫れております。鼻をかまない訳にいかないので、仕方なにのですが。点鼻薬を打つのを忘れているので明日からは。

ワインビジネスについての 記事に敏感に反応してしまう・・・・・。

銀座の星付きフレンチ。ワインのストックは、正規代理店から代々購入し続けておられるので おそらくは国内でも最上のリストになられるのでは?なのですが、となると やはり本当の意味での熟成したボトルは正直。勿論、残されたものも有るとは思うのですが ライターの方のチョイスにもよるのですが 飲み頃のモンラッシェのセレクトで’16’15について。’15は優良なヴィンテージなので 今ならば 価格も若干お安く飲み頃の’16を勧められるそうですが。最近の作柄は、以前のものよりも早く飲める造りになっているとは?言え。どうなんだろう、嘗ての’02のDRCのモンラッシェの うんともすんともの 経験が頭から離れないのですが・・・・・・。

ブルゴーニュの 近年の評価を上げた生産者のグラン・クリュ のマジ・シャンベルタンの’14。ルソーや ルロワでは無いのですが 1杯グラスで¥50,000-か。正直、その価格ならば 出来ればボトルで・・・・。勿論、ここも人それぞれなのですが どんな方が飲まれるのだろう?逆に興味を抱きますが、どうなのかな?まあ、ボトルで¥300,000-のワインを1杯だけ飲みたい!のケースで有れば確かにお得なのかも?ですが、 もうなあ 何がワインラヴァーの求めているものなのかは?よく解らなくなっております・・・・・・・。

ですが、週末です よろしくお願いいたします。

Sommelier R.Imamura

85シャンパーニュ

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本日は、ランニング。その後は、暖かいので 愛犬のお散歩をこなしてから いそいそと トライアンフのエンジンを蹴り上げて。花粉がなあ、無かったらなあ?ですが、気持ち良い風ではあるのですが。

で やはりなあ コロナ前もそうでしたが国内の方々が動き辛い?

・Canard Duchene Patrimoine Brut’85

桜の蕾も今日で焦りを感じたかな?我が家の目の前の琵琶湖の疎水も それに合わせてゆっくりと水を流し始めました。これで春も目前です。

また、卒業式ですね。昨日は、ご近所の龍谷大学 今日は我が家の子供たちがお世話になった中学で。袴の女子大生も祇園街を闊歩しておりましたが、流石に僕のお店には中々お越しいただけないなあ・・・・・・。

カナール・デュシェーヌ、ここも評価は左程でもないものの 歴史は長いメゾンで 1868って。パトリモワン、遺産・財産などの直訳で まあ遺産の方が響きは良いかな?の希少な’85です。その歴史の長さのお陰で エチケットも やや やりすぎ感もありますが 双頭の鷲と冠 に サーヴェルまで。前者はロマノフ王朝に販路で シャンパン・サーヴェルってやつですな。お恥ずかしながら このキュヴェは未経験のもので 良く考えると近年はこの図柄で よりオールドの他のキュヴェを扱う機会だったんだな。’66のハーフのインペリアル・スターは 双頭の鷲と冠は有りましたがエンジ色のデザインでしたし。ですが、現行のキュヴェは もう生産されていないのかな?の 遺産の’85かと。

新しい出逢いと別れの季節の歓送迎会に こんなシャンパーニュは如何かなあ?

Sommelier R.Imamura

これも'73

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本日は、筋トレ。出勤時の我が家の玄関には珍しく次男の友人が。まま、野球部の同級生のようでしたが 自転車のトラブルを解決していたようです。工業高校だからなあ、自転車くらいは自分たちで 少しづつ いじってもらいたいものです。やはりですが、我が家のおぼっちゃんが 3人中1番ちびっこでした。高校生、まあ身長は僕と同じくらいまでは他の子達は。ですが、体重では まだまだ負けません・・・・・。

で 今月も恐ろしいことになってるなあ

・Gevrey Chambertin’73 Louis Remy

あらいぐま か。メダカ屋さんのメダカを400匹やられたそうです。ビジネスって 色んなことが起こるでしょう。おそらくは、そんなこと以外の水質とか餌とか色々と気配りしながら育てていたことでしょうが まあ害獣の存在でいっきにいかれてしまう!そんな教訓を得られたのではないでしょうか?流石に今までの経験で そこ迄一気に損失を?は無いですが 20年の間の負債は積算すると中々の数字に為る筈ですが・・。

そして、またワイン商からの魅惑のオファーも。久々に見つけました!の’77のシャンパーニュ。ほぼほぼ見かけることのないヴィンテージですが、今回はテルモンのグラン・レゼルヴ この生産者も仕込んでいたんだ。知らなかった、たった2本のオファーですが 2本とも分けていただけるようなので。資金繰り的には、余裕はないんだけどなあ。

店内の薔薇が綺麗に少しだけ咲いております。こんな感じでの1輪でも、絵になるのが薔薇の美しさで 嘗てのように何時も何時も購入するのは正直・・・・・。

頂いた桜の蕾も小振りな鉢ですが、そろそろかなあ?です。

こちらも’73のジュヴレ・シャンベルタン。エチケットが厳しい汚れがございます。ワイン商のデータでは、噴いた形跡では無く エチケット汚れ とのことでしたが キャップシールの一部に流れているような形跡が何となく。とは言え、液面からすると まあ こんなものかなあ?とも思われますが 若干の色調の濁りが気がかりでもある’73ブルゴーニュかと。造り手は、モレの ルイ・レミー、この時代のものはリコルクは まだ余り見かねない時代の生産者ですので 村名ながらも希少な存在かと。こちらも半世紀の物語ですが 1本だけですので これもまた一期一会かと。

Sommelier R.Imamura

73ヴィンテージ

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本日は、ランニング。そして、次男は春休みに。ほとんどは、クラブ活動の野球に勤しむ形になりますが ダイニングのテレビ占有率が上がります・・・・・。愛犬の はなちゃんは 溺愛出来る存在の独占率が上がり満足でしょうが。

で 賃上げかあ

・Chateau Croque Michotte’73 St Emilion

それにしても素人目には、豪快に爆発したなあ。まあ、マスクのロケットも何度も失敗した映像が流れていたので そんな簡単なものではないだろうし。山ひとつ超えると車も走るようなレイアウトだったので、問題発覚後は直ぐに自爆も致し方ないだろうし。この手の世界は失敗は成功の基でしょうが。とは言え、飲食業はそんなに甘くはないのですが。出勤時にご近所に1年前くらいに開業されたカレー屋さん、妙齢な女性が経営されている こじんまりですが 手作りかんの店舗も閉店されたなあ?と思っていると直ぐに居抜きで バー?かな、簡素な感じで 手書きでビール・カクテル・ウイスキー・焼酎と書かれた看板が下がり若者が座っておられ。まあ、そうだよなあ スタートはそんな感じでお金は可能な限り掛けずに腕試しなのでしょうが 中途半端にちゃんとした世界を見てしまうと欲が出てしまうものかと・・・・・。

画像は、ボルドー右岸の。これもまたエゴの塊ですが、’73も調達しておかないと。

比較的 近づき易い印象のシャトーの クロック・ミショット。リストにも’00’99が並んでおりますが、嘗てはグラス・アイテムにも使用可能な銘柄で その上、柔らかく纏まりの有る味わいのメルローの豊潤さに 納得の逸品で。

とは言え、既に50年の時の経過に よりしなやかで ’00’99のモダンな安定したスタイルとは異なる味わいには ご理解も必要かと思いますが それでも半世紀!時の流れにノスタルジーを。

Sommelier R.Imamura

29貴腐ワイン

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本日は、筋トレ。そして、ワイン商からのワインのオファーも。ですが、今回は1本もお分けいただくものが無かった。まあ、勿論 価格面で折り合いが付くのであれば頂きたいものは幾つかは有りましたが そんなものか・・・・・。

ですが、実際には 特に今回はでは?かもですが ボルドーでも’90年代スタートでブルゴーニュも’80年代からが ほぼほぼ。シャンパーニュは’70年代から幾つかでしたが ここの数字は高額すぎて悩ましく。NVのボランジェなどのオールドが有りましたが 流石にこの造り手になると そらあ中々の価格になります。手が出なかったな、何方かが まあ購入されておりましたが 微妙な価格で それならヴィンテージを買うかなあ?悩ましいところです。

で 結果的には休肝日で・・・・・

・Chateau Filhot’29 Sauternes Lur Saluce

・”Y” ’85 Lur Saluce

そんな中での先週末の入荷分を。今回の大物は、ボルドーでした。

ヴィンテージ’85のイグレック、溜息の価格の高騰です。辛口ボルドーの白ワインの個人的には最高峰の イケムの辛口のYは、飲み頃のヴィンテージは致し方ないなあ。

現行のヴィンテージの品質の向上とオーナーが変わられてからの方針も有ると思われますが となるとバック・ヴィンテージも 当然のように。

これもまた、探しておりましたので。貴腐ワインの 明らかに飲み頃のヴィンテージを!でした、以前’34のこのフィローを抜栓させていただいたので このくらいの飴色に熟成したボトルも必要なので・・・・・。可能で有れば そうですね本家本元のイケムと行きたいところですが、手が出せないので リュル・サリュース伯が同様に仕込む フィローであれば これまた興味深い希少な 100年までは後5年か・・・・・。

雨も上がりましたので よろしければ。

Sommelier R.Imamura