Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ミモザ

本日のお昼のお天気は春らしさ満開と言った感じで。自宅の小さな小さな庭に置かれるバランスの取れない大きなミモザの木が満開で。蕾は沢山付いておりましたので後は気温の問題だけかと思っておりましたが、辛い花粉症の為あまり近づいてはおりませんでした。
ですが意外なことに本日は、とても調子が良く幾分の鼻の違和感ぐらいで目の痒みがかなり緩和されたので春休みの悪がきを二匹従えて日向ぼっこに。
ちなみに紫陽花の葉は少し出ておりますが、肝心のシャルドネメルローの蕾は未だ見かけられておりません・・・・。
もひとつは営業準備中のお電話が、いきなりの英語での受話器からの声に戸惑いましたが簡単な英語の内容でしたので一応の理解は。ようはワイン・エージェントさんからの営業電話だったのでしたが、以前一度だけカリフォルニアのドミナスのファースト・ヴィンテージの’83を探していた際にお世話になったことがあり。特徴有る社名のい為こちらからお伝えしたところ携帯の番号をおっしゃられ。まあ「ワンダフル・ワインは必要としていないか?」との内容ですね。確かにこちらはシャトー・ディケムの1800年代などかなり特殊なワインのコネクションをお持ちのようですので。
さて前フリが長かったのは昨夜もまた苦戦したことを
・Sauvignon Blanc’07 Goldwater
うーん、失礼ながらバランスが取れない銘柄かもしれませんが個人的には好きなワインのひとつです。
昨年末からのカウンター・バックの絵をお書きいただいているムッシュは、事有るごとに気を掛けていただき。3月はこのところの”つぶやき”の内容も芳しくなくそれも有られたのかと。基本的には白中心のムッシュは、ドライでフレッシュな味わいにお好みを。ソーヴィニヨン・ブランに於いては本家のフランスのロワールのものやボルドーのものも素晴らしいのですが、ここ数年のニュージーランドなどの新しい世界の造り手のピュアさには敵わないような?花梨の柑橘系の香りが鼻腔をリフレッシュさせてくれ、愛らしい酸のシャープさにも好感が。
これからの季節は特にロゼと供に活躍の場面は一般的には多いかと。

          Sommelier R.Imamura