Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

'98'84

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本日は、二日酔いでしたが 辛うじての ランニング。

まあ、相変わらずですが 飲みました。本数にしては大して?ではなさそうなのですが時間的にも まま。正直、無理しなくても良かったのですが ぽてぽてと何時ものルートを。それにしても、久々に我が家の最寄りの駅を乗り越す事態でしたが・・・・・。

で まあ難しい選択でも

・Monthelie Les Champs Fulliots’84 Ambroise

・Saint Romain Clos de la Braniere’98 Guy Pierre Jean &Fils

・Hermitage Chante Alouet’98 M.Chapoutier

まあ、若気の至りと言うことは 何歳まで許されるのでしょうか?勿論、50を超えた僕が許される訳は無いのですが 後輩のソムリエくんは 昨夜も中々のご様子でしたが まあ 勝手知ったら仲なので僕は構いませんが 夕方に電話を鳴らすくらいなので 思うところも有ったのでしょうか?まあ、他の方にも苦言を呈されたことも有ったので 少し大人の階段を上りましょうかねえ?

とは言え、お客様とご一緒にお越しいただける機会をいただけ 中々面白い晩にもなりました。

ヴィンテージ’84かあ、若いなあ そして立派な経営者さんです おそらく。

難しいヴィンテージの’84ですが、ここも勿論幾つかの手持ちのブルゴーニュがございます。個人的にはフェヴレイのACの手持が2本ありましたので こちらかなあ?でしたが、ひょんのことから持ち上げて アンブロアーズのモンセリのプルミエを立てていた状態から寝かそうと促すと ワインが漏れて。ああ、コルクが落ちてしまった・・。

ですので、ご理解いただける範囲での こちらでの。おそらくは、コルク自体はリフターでも パンパンに干渉していたので 持ち上げたテンションで落ちたのかもしれない?そして、やはり’84の味わいだなあ。サイズ感は、乏しいものの 綺麗な愛らしい味わいに スモール・ピノ・ノワールの印象が得られますが 個人的には繊細で好みかと。

どしてもシャルドネだったようで 個人的には現状では ローヌや ボルドーの白をお勧めしたかった。手持ちと価格面でのバランスからすると 時としてはそんな時もあるだろう?ただ、頑なだったので ままテイスティングも兼ねて このサン・ロマンを抜栓してみて。そうねえ、僕はサン・ロマンのある程度の熟成であれば この位のメイラードも有り 余韻の甘みも やや穏やかながらも ’98のブルゴーニュ・ブランのらしさは はっきりと感じ取れるものでしたが どうやら後輩のソムリエくんは」お連れの顧客に 素晴らしいブルゴーニュシャルドネを振る舞いたかったようで。まま、中々 しつこい議論にもなりましたが。

折角なので、’98のローヌのシャントアルーエットも。ヴィンテージも揃えなければ意味も無いのですが まま 後輩ソムリエくんは ブルゴーニュがいまいちだったから開けたんでしょう?との。まあ、どう取ろうと構いませんが 何れしても もう1本くらいは飲むだろうし?だったので 良き機会なので 比較をすることが何よりもソムリエとしても意味が有ることかと。まあ、そうね 価格面からしても ワインの格からしても このシャプティエのエルミタージュは 当然のように素晴らしいんですよ。だから、選択肢の中に このローヌの白も含めていたでしょう?まあ、シャルドネのリクエストに応えられなかった面もありますが そこにはご予算も有りましょう?

結果的には、僕も飲んでいるので 余りですが ほぼほぼ横流しの晩であったことには変わりないかなあ?どれも中々希少なワインだけどね・・・・・。

まあ、とは言え 明らかに色調からしても まだまだ熟成の色調にも達していない エルミタージュの とは言え 飲み頃の美しい味わいの濃密なマルサンヌ・ルーサンヌは シャルドネとは また異なる白の高貴な葡萄品種でも有りましょうかと。

Sommelier R.Imamura