Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ボルドーブラン'98

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本日は、ランニング。その後は、自宅の地下のウォークイン・ワインセラーの整理も。先日の動力の稼働の確認も兼ねてでしたが、おそらく既に100本くらいしか残されていないのですが それでも若いヴィンテージ中心ながらも まだまだ希少なストックも残されていた。例えばですが、少し気になっていたボルドー・ブランの マルゴーの白は’05が もう1本余分に。また、ムートンの白のエール・ダルジャン 以前’96を抜栓したのですが これももう1本残されており。やはり、こう言ったストックの内容が頭に無いと また更にお勧めのアイテムが若干の変化もあるものかと。まあ、ウェートの大きさとしては’07’02のブルゴーニュやローヌが中心でもあるのですが。

で また雨が降ってきた・・・・・・

・Chateau Reynon Vieilles Vignes’98 Bordeaux

はあ、今月も終わってしまう・・・・・。少しどきどきしてしまうのですが、過ごしやすいものの雨ばかりだなあ。

始発前に またまた後輩のワインバーにお寄りするのですが、まあなあ お恥ずかしながら一回り世代は異なるので ここには当然ながら考え方も。’87’73なので まあ 彼からしたら完全におっさんだろうからなあ?とは言え、お互いに素直な感覚で意見を伝えあえる関係としては 同じビジネスで、またワインのプロとしてのお話は興味深いものです。昨夜も このボルドー・ブランのシャトー・レイノンの’98が12本の入荷でしたのでテイスティングも兼ねて。まあ、個人的には想定の範囲内の味わいで やや緩い感じでは有るものの 若干のひねたニュアンスに 円い酸と柔らかい果実味。まあ、コストも考えると十分なものなのですが 互いに理想もありますので。勿論、ソーヴィニヨン・ブランなので グラスで頂いたニュージーランドの’06のシャルドネには、持ち味はまた異なる。素直にこちらも美味しかったのですが、顧客ターゲットも また異なるところも有りますので。

蛇足ですが、’02の シャルロパンのACブルゴーニュ。グラスで抜栓したようですが、確かになあ期待する味わいのものではないものの だからと言っての とても良心的な価格のご請求だったようで、まあ 他店さんの考え方なので僕がどうのではないですが そらあなあ お客様はお求めやすい価格のほうが良いに決まってるが現状のそのワインの価値からするとなあ?僕の価格設定が高いのも顧客離れの原因では?とのご指摘もいただきましたが、そうだなあ でもなああるべき価格って有るだろうから。

特に高止まりのブルゴーニュに於いては、おそらく今日のワイン商からのオファーでも手が出せるものが無かったのでは?くらいの。とは言え、お互いに まだまだチャレンジャーの部分ですので 彼と共にワインバーとして生き残れますように!

Sommelier R.Imamura