Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

その17としての ドーヴネを

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本日のお昼間は、予め 先ずは愛犬と伏見稲荷へ。もう山路の日陰でないと汗をかかない彼女は無理だな。本能の欲望と戦いながらも僕のお供を。

そして、その後は銀行さんへ。稲荷山へ登る際も横を通り抜けるのですが、自宅からはメインバンクさんよりも ほんの少しだけ近くなりました。いやあ、乱筆で申し訳ないです 店舗の社印を何時も持っていこうと思うのですが やや 店舗と自宅本社の異なる電話番号なども懸念しての思惑も有り。

それにしても、3時間は 中々疲れました。まま、僕以上に担当のお嬢さんの方が大変だったでしょうが。後の懸念は保険の問題も有りますが まあいいかな?兎に角 そろそろ小口資金も尽きましたので安心材料としても。まだまだご返済には、根拠には至りませんが・・・・・。

で ですので昨夜も未だ東大路四条の交差点からは夜の灯りが少なく

・Mazys Chambertin'94 D'Auveney

まだまだ この僕の大型ウォークインワインセラーの中からの 最後の晩餐ワインとしてのその17を今宵は。駆け出しの頃はこの造り手の その複雑なボトル ラインナップと その頃ですら高額で有った為 機会を得ることも非常にハードルの高い造り手で。まあ、オールド ヴィンテージワインしか興味の無い僕には 赤キャップのドメーヌ ラインと個人所有のこのドーヴネは まだまだ飲めない!と触手が伸びない造り手としても。また、彼女のスタートのヴィンテージ'88のイメージの中庸さにも 二の足を踏む経験にも。忘れもしない リシュヴール DRCのものとの比較とはこれまた贅の極みですが。ですが、ヴィンテージ'04の マダムのデクラッセされた赤キャップの素晴らしさに僕のソムリエ人生の内でも大きな衝撃を与えた あのドクターには感謝かと。

その希少な ドーヴネの グラン クリュの マジ シャンベルタン 。ヴィンテージは'94と まだ先は見据える段階でも有りますが どうこう言ってもこの特別な造り手は 香水を飲み込む程の芳香と共に果実の凝縮感は まま この上には もうあの王様しかいない。とは言え 既にほぼ同じ立ち位置におられますが。価格は ラターシュよりは 低い数字にて。

Sommelier R.Imamura