Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’89’76

本日のお昼間は、久々にジムに。月曜が祝日だと連休がいただけますが、体調は微妙に変調をきたす感も。今年は遂にまたまたの大代に乗りますので、体調管理はしっかりと意識しなければ!
そして、先月の電気代の請求書が。我が家は24時間、大体誰がおりますので秋と春の過ごしやすい時期以外は電気がフル稼働しております。夏場のエアコンもそうなのですが、遂に冬場の暖房器具が強烈な数字を齎しました。完全に店舗の電気代を凌ぐヘビーユーザーの家庭かと。
¥35、000−を超え電気代の請求書に幾分めげましたが、そろそろ考えないとな。対策を。
またワインの入荷が3本だけ。シャンパーニュですが、ランソンのノーブル・キュヴェ’00が。意外にも若いヴィンテージだったらグラスでも使用可能な銘柄とは知らなんだ・・・・・。
で昨夜のお誕生日のヴィンテージは
・Chateau Beau Sejour Becot’89 St Emilion
・Beaune Les Cent ignes’76 Coron Pere & Fils
前半からしばしばお顔を拝見するカップルのお二人。今宵はどうやらお祝いの晩のようで。出だしに”ワインはカリフォルニアとイタリアは制覇した!”とのコメントに?も感じましたが、余りその手のことはおっしゃられないほうが・・・・・。カリフォルニアやイタリアにも僕自身もまだまだ飲み込めていない未知の銘柄が多数残されております、特にカリフォルニアは強烈な厳つい銘柄があるだけに・・・・・・。
まま、そんな展開ながらも’89産まれのマダムのお祝いに今宵は何時もと違う印象を得ましたが そんなお心使いは素敵なことかと。ただただ、後半に疲れが出てしまわれたのが残念でしたね。無事帰られていれば良いですが。
それにしても’89が意外に手持ちが無かった・・・・。そうだな、’89のお姉さんに随分抜栓させていただいた記憶が昨年はあるので致し方ないか。その中で必死に探した’89はサンテミリヨンの優良シャトーのボーセ・ジュール・ベコ。こちらのシャトーは訪問もさせていただけたこともあり、リストの中にも必要な銘柄かと。まだまだ、元気な’89はメルローのしなやかさもあり思いの他熟成感も感じられ記念の日に記憶に残る1本であったら幸いです。
深夜のムッシュは、今宵もやや酔が進んでおられましたが’76を。リコルクされていない、ブルゴーニュの’76は本当に外れがないような。このコロンのボトルも最後の1本になっておりましたが安心感は欲しい時も有りますので。5年前まではまだまだ硬さを主張するヴィンテージだな?そんな印象を受けていたヴィンテージですが、やっとここ数年の落ち着きや安定感は抜群です。
色々、男女の中でのお話は尽きないもののワインは何時も裏切らない寄り添うもので有って欲しい。

                       Sommelier R.Imamura