Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’06’04’96’80

本日のお昼間もジムに。ぐっと冷え込んできましたが 観光の方の熱気は変わらずですね。相変わらず 自宅界隈の伏見稲荷と 店舗の周りの四条通りは まあ 凄いね。
で 昨夜の これまた有難くのワインは
・Boizel Grand Vintage Brut’04
・Chateau Calon Segur’80 St Estephe
・Nuits Saint Georges Clos de la Marechale’06 Jacques Frederic Mugnier
・Nuits Saint Georges’96 Meo Camuzet

今週は、ご予約をいただけていますのママさんで。そしてお連れのムッシュも かなりご無沙汰でした。どうやら勤務エリアの変更で お偉いさんでも お引越しがあるんだな 大変だ。
お料理も 生牡蠣が 本当にクリーミーで 海のミルクをしっかりと。蛸のトマト煮込みも あったまっていただき カルボナーラの 生ハム添え に 今宵も 牛肉のステーキを。今回は少し量的に減らしてと 大蒜を使わずに。苦言をいただいたので・・・・・。
シャンパーニュは’04ながらも ボワゼルのグラン・ヴィンテージは 綺麗に熟成感を出し始めており。この辺りが難しいですよね ’00でも まだまだ若いかな?と感じさせるものもあるだけに ですがこの’04も最後の1本でした。
そして、前夜のグラスで使用した’04のハートのエチケットは 思惑もありの。今宵のヴィンテージ’80の使用を意図しておりましたので 比較しながらの。ですが、コルクが 中々の気難しさで 辛うじての抜栓になりましたが こちらもまた 十分に熟成した ボルドーの多彩で優雅な香りと柔らかい味わいに お肉も 近づく逸品かと。今宵は、お戻りはなかったのですが 次回はご意見を是非いただきたくです。
こちらも久々の経営者のお二人は 硬くて黒いカードでお二人とも。中々ですかね。ワインは、カミュゼの 選択肢でしたので 赤・白をニュイ・サン・ジョルジュにて合わせてみて。 シャンボールの最上の造り手のひとりの ジャック・フレデリック・ミュニュエ 白のこのマルシュレは 随分前にワイン商にごり押しされたボトルで。中々機会を見つけ兼ねておりましたが こんなタイミングを何年待っただろう。確かに赤のカミュゼの村名も 随分待ちましたが・・・。
シャルドネは 飲み頃がやっと見えて来はじめていましたね。照りのある黄金色の液体はトロリと 滴りながら 赤を待つ口実にも。
カミュゼは、ゆっくりと開き始めておりました 流石に4名様でしたので 会話は尽きずで 色々と横入りの話題も多々でしたが 白を飲み干しながらの ピノ・ノワールは 気が付けば 熟れた高貴なブルゴーニュに 昇華しつつで。
この辺りも 現状は価格も高騰しており 値付けは 常に悩ましく・・・・。
Sommelier R.Imamura