Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

年末のピークかな?

本日のお昼間は、インフルエンザの予防接種に。その後は、久々に 愛犬 はなちゃんのお散歩にも。年末の 作業も着々とこなしていきながらですが、今年最後のダイレクトメールの投函も ほぼ終わらせました。
後は、明日の祇園町界隈のダイレクトメールのポスティングも予定はしておりますが 今年の終わりが近づいております。
ですがですが なのですが 恐ろしいことに 急に今 大切なツールのタブレットが一切起動しなくなってしまった・・・・。決済等にも使用するアイテムなので恐々としております。
で 昨夜の極上の年末のピークのワインやシャンパーニュ達は
・Cabernet Sauvignon Diamond Mountain Ranch’86 Starling Vineyards
・Alfred Rothschild et Cie Brut Rose’83
・Chassagne Montrachet Morgeot’83 Bachelet Ramonet
・Chateau Latour’85 Pauillac
・Dufour Brut Nature 100% Chardonnay’90
・Santenay’79 Des Hautes Cornieres
・Nuits St Georges Clos des Marechale’90 Faiveley
・Chateauneuf du Pape Pignan’90 J.Reynaud

ご予約の流れから 多少は予感はしていたのですが 嬉しきイヴの鬱憤を晴らすように。
こちらも昨年末以来かな 今年も変わらぬお姉さんとのお越しに感謝いたします。ヴィンテージ’86を今回もでしたが カリフォルニアを。ボルドーのそれとは また異なるものの 甘みも強く凝縮するスタイルは 勿論熟成もしっかりと。
想定の範囲で どんぴしゃのことも偶には有るものです。’83ヴィンテージのお姉さんは 今宵はお時間に制限がなかったことも幸いして。
シャンパーニュは、ロゼの熟成を久々に。’83は 本当に綺麗な段階で 得てしていきすぎると 色調が くすんでしまうロゼですが味わいと外観の美しさに正に飲み頃を。
2本目は、白で。’83の手持ちが有ったことに幸いしますが、バシュレ・ラモネのモルジェはプルミエの優良な逸品で。ややブランディーのような香りが拡がりますが これもまたシャンパーニュとは異なるスタイルが顕著に。
こちらも 何時ものドクターで。今宵は、量を減らしながらも上質なハーフで〆に。五大シャトークラスのハーフからの選択肢になりましたが、ラトゥールの手持ちは最後の1本で。やや、トップの香りにブショネ?の気がかりもありましたが 杞憂に終わる こちら極上の’85で。香りの多彩さが やはりこラトゥールの持ち味で ’85は また熟成したトリュフを抱えるように。
移転を気付かれていなかったドクターは、やっとことで。シャンパーニュで、今年のお疲れ様を。デュフォールのシャルドネの’90は、溌剌さも残しながらも 甘みが綺麗に切れ上がる洗練されたスタイルで。
赤が苦手と言われる看護婦さんもおられましたが、ひょっとしたら世界観の変化もご提案を。結果的には、やはりこのくらいの淡く纏まった味わいのブルゴーニュは 好意的に受け入れていただけ。サントネイでも’79となれば 熟れた甘みが素晴らしく。
〆は、何時もの皆さんで。ブラインドでも比較にもなりましたが、’90揃いでブルゴーニュとローヌを。価格差は大分あるのですが、やはりジャック・レイノーの余韻の大きさに その評価を感じ得ます。勿論、フェヴレイの マルシュレも流石の優良な味わいですが ここは好みが。非常に贅沢な 比較になってしましたが 年末のお楽しみで これはこれで。
何とか何とか ぎりぎりで ばたばたの今宵でしたが 何時もの顧客の皆様に心より感謝いたします。
Sommelier R.Imamura