Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

遂に持っていかれたか

昨夜は、遂に持っていかれた・・・・・。お支払いは完了されてはいましたが、お預かりしていたDRCのモンラッシェ’83。近しきお付き合いをさせていただいていますので、敢えてあまり詳しくはお伺いしない形を考えておりましたが何よりもジュニアのヴィンテージだっただけに良き日にお飲みいただける旨を考えておりましたが、お持ち出しになられてしまい。大分、酔われていたしな。割られていないことを祈ります。特に希少なDRCの白、生産本数もさながら近年の高騰も含めて中々熟成したものは見つからない昨今。まま、仕方ないか・・・・・。
で、昨夜の極上のワイン達は
・Morey Saint Denis Monts Luisants’91 Ponsot
・Nuits Saint Georges Les Les Boudots’90 Georges Noellat
・Bourgogne’80 Jean Michelot
・Pouilly Fuisse Tete de Cru’83 J.A.Ferret
・Krug’89
・Puligny Montrachet 1er ’? Leflaive
・Chateau de Fonsalette Cuvee Syrah’92 J Reynaud
今宵も後半になるまでは週末らしさとは無縁の感じで。
中盤から先日のつぶやきでも触れたワインをお届けさせていただいたムッシュは、今宵も素敵なご紹介も兼ねてのご利用に有難い限りです。
夏場はどうやら熟れすぎたヴィンテージの白はNOが出ましたが、結局手持ちの問題もあり’91にて。デキャンタージュの効果を感じずにはおられない味わいのバランスにこの頃はアリゴテが含まれていたのかな?
DRCのモンラッシェは残念でしたが、今宵も微妙の祇園町の狭さに・・・・。リコルク物のジョルジュ・ノエラ、この’90は先のヴォーヌ・ロマネに比較すると非常に熟成感も感じられ中々使い勝手の良き1本。
2本目は’80ヴィンテージにて。淡さが目立ちますが、これでも贅沢な1本かと思われますがどうだったかな?
こちらも何時ものムッシュですが、お待ちの時間は白にて。今宵最上の白に感じられます、フュッセの’83は正に飲み頃。とろりと滴るシャルドネの黄金の液体かと。
今宵も遅れた来られましたが’89のマダムは今宵がお誕生日で。やや、甘えさせていただきましたが’89のクリュッグを。流石の絶妙な酸化具合が優雅なシャンパーニュ
お持込のルフレーヴのプルミエ。ヴィンテージ表記がないもののどうやら’50年代のものらしく。生きている、好きな味でもありますがこの後に先のフュッセをテイスティングさせていただいたので・・・・・・。
〆はジャック・レイノーのシラーを。グルナッシュ主体の彼の杞憂な存在のキュヴェですが、どうして彼はシラーでもこれだけ妖艶な香りが立ち上げれるのだろう?久々に彼のワインをデキャンタージュいたしましたが、中盤からの甘みの凝縮はやはり赤の最上の造り手の一人だ。
それにしても、随分酔いました そして喫いました・・・・・・。
                    Sommelier R.Imamura