Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’04’95’93’90’85

年末の休日は、もう強烈な渋滞に 気持ち落ち着かない状況も。まま、クリスマス商戦真っ只中でしょうから いた仕方ないか?経済が動いていることは 素晴らしい!
それにしても、伊勢丹さんの駐車場には 凄まじい車が とまってるな 次男と目の保養を致しました。
で 先週末の 極上のワインを
・Bourgogne Rouge'93 Michel Gaunoux
・Clos des Litanis'04 Pomerol
・Chateau Sociando Mallet’95 Haut Medoc
・Clos des Lambrays’85 Des Lambrays 1,500ml
・Hermitage Blanc’90 E.Guigal

久々の お二人が。開店直後で あたふた しておりましたが やはり 年内にお越しいただけるのは 有難く。ルミナリエに 行かれるご予定のようで 急ぎ足かな?でしたが 何の事はなく 結局 2本を。
ゴヌーの '93は 酸が目立ちながらも 愛らしく 綺麗な味わい。ブルゴーニュ ルージュも 侮れません!
この希少なポムロールの評価が 解る 非常に上質な 1本だった。これも 本当に 10年近く 寝かしていた。ついについに、のバランスで。とても、甘みが綺麗で 若いヴィンテージながらも これが 一般的な 飲み頃か?
今年も ポルシェのパーティーが有られたようで。ホテルさんでのパーティーですが、やはり このワイン コレクターのご夫婦には 物足りないワインの内容だっだようで。早々の 御起立のようですが、このクラスのお車に乗られる方々には うーん ワインのご予算も 大切かと!ハーフの ソシアンド マレ。'95となると このシャトーは オーメドックの 立ち位置とは 異なる 上質な姿を。ただ、手持ちの3本の内 2本は こちらにて。
このマグナムが とてもとても。
フェラーリを駆けるドクター、今宵は 同業者さんの皆さんと。珍しい メンバーではありましたが マグナムの セレクトは もう躊躇は 忘れて。兎に角 DRC や ムートン'00のマグナムまで並べたので。
結局、マダムの 決定権で ランブレイに。このマグナムも、10年前くらいに仕入れた逸品!
この時代の不評は 承知の上ですが この'85だけは 評価が明らかに異なるのです。そして、その通りの姿と 状態の完璧さは コルクにも。若さすら!の 味わいながらも ズーボアの香りは熟成を 表します。じっくりと 向き合いたい1本でしたが 当の先生は 慌ただしく。怪しいご様子でもありましたが 有りでしょう。うーん、後は プライスが 問題だな・・・・。今回は、ご予算等のお話も出来なかったからな。蛇足ですが、恐ろしいことに カウンターにマグナム・ボトルを並べる際に ムートンの’00のマグナムをこかしてしまい。こちらのドクターが抑えてくれなければ 大変なことに・・・・。セーフでしたが、割れていたら非常に厳しい損失かと。そして、このランブレイの’85マグナムもムートンほどではないですが それに迫るリストの価格で・・・・・。
〆は、何時もの お二人で。中々お姉さんのお越しが遅く。で フライングで エルミタージュの白を。先日のギガルのコート・ロティの’84が印象的でしたので こちらのムッシュに 白も是非と。ただ、’90は 意外に優等生ながらも まだまだ若さも。やや、余韻に苦みも残す味わいに 賛否もありましたが 今宵の〆に ゆっくりと ああだこうだと。
ちなみに 別口の方々もおられたのですが うーん ご利用は有難いが。まま、いいか。
Sommelier R.Imamura