Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’99’97’84

本日のお昼間は、少しだけ時間が。それでも所要で出かけることにもなるのですが、久々にトライアンフのエンジンを。車検も そろそろ迫っておりますが 花粉の症状がきつくなる前に少し動かしておいてあげたくて。しばしの気分転換は、風にあたることに。ですが、休日のトラブルで これ以上は減点を恐れることにもなりますので あまりスピードは・・・・・。
で昨夜の鬼の居ぬ間の晩は
・Chassagne Montrachet Morgeot Clos de la Chapelle’99 Louis Jado
・Clos des Lambrays’84 Jean Taupenot
・Countacc!’97 Michele Charlo

とは言いながらも出勤時の京阪の中と店舗に着くなりに 花粉症の症状は少し本格的な季節の到来を意識させられ。まま、例年からすると 少なからず 遅い到来だったような気もいたしますが。
前半から、ちょい悪 ではないな?三人組の紳士は 今夜はワインよりも紫煙を!と言う感じではありましたが。1町目1番地のムッシュには夏のワインのお届をご依頼がありますが、まだ決めきれていません・・・・。
そして今宵は鬼の居ぬ間とは言い過ぎかもしれませんが、久々におひとりで。
前座の白ワインをハーフでご所望でしたが、このジャドのモノポールも 重宝しました 最後の1本でもありましたが。先日のシャルムもそうでしたが やや’99の白のブルゴーニュの過熟気味の味わいは気にはなりますが、そこもまた個性とも感じさせる果実の濃い味わいに。
200本くらい?そんな生産本数のブルゴーニュって?ドメール・ルロワのものかな?ルーミエの恋人?などの やり取りながらも このグラン・クリュでしたか。お持込でご相伴させていただいた、希少なジャン・トープノのランブレイ’84を。そうそう、思い出しました 空き瓶でも’81のトープノ・メルムのエチケットの物があり この存在にも経験がございましたが’84のランブレイは。コソンの’84は何となく記憶も有るのですが。
リコルク物ですね、非常に若々しい果実の味わいに 状態は完璧ながらも 僅かながら休ませてあげる時間が数年あればまた面白味のある存在になるかと。
それにしても相変わらずレアな逸品を。
飲み足りないところは、久々のイタリアも。車好きのムッシュの イメージもありましたが ここに行かれたか。ピエモンテの優良な造り手のミケーレ・キャルロ、バルバレスコなどの印象が強くで このスーパーカーと同じ名を冠する銘柄はお初でも。
ぐっとヴィンテージが若返り、古酒好き二人には明らかに硬すぎる味わいで。ゆっくりと しなやかさも持ち出すスタイルながらも 今夜も呑み込む順序に問題があったかな・・・・・。
シガーの仕入れをお願いしないと。

               Sommelier R.Imamura