Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

サード

休日は妻の運転免許の更新に連れ立って。ほとんどペーパードライバーの彼女は、念願のゴールド免許を手に入れ。
それにしても講習が30分で終わるのは、本当に羨ましく。残念ながら未だに青い免許の僕は、金色に変わることは今回も無さそうですが。半日から1日仕事になってしまうあの講習は何とかならないものだろうか。
まあ、今日もベスパで無茶な運転を繰り返す僕には有る意味でお灸なのかもしれませんが。
で先週末のやっと動きを感じさせられた晩のワインは
・Beaumont de Crayeres Cuvee Nostalgie’88
・Pauillac de Latour’90 Pauillac
・Clos de Lambrays’86’90 Lambrays
・Meursault Perrieres’98 Joseph Drouhin
何かやはり素晴らしきワインは、ご常連さんのお越しを待たなければならない。そんな現実にも考えさせられましたが、ご期待には応えたい!そんな希少な銘柄だったのでは。
何時ものようにシャンパーニュからのスタートは、協同組合ながらも高品質なものが仕込まれています。特にシャンパーニュはニコラ・フィアットと並びこちらも中々で。以前は’95が非常に好印象でしたが’88は幾分閉じた外交的なイメージも。ただ、それでも流石に徐々にベールを外すと言いますか。これもまたノスタルジー
ラトゥールのサード・クラス、今は見かけるのでしょうか?個人的にはこの’90と’98しか経験が無く、希少なこの’90はストックしておりました。ひょんなことで持ち込んでおりましたが、出番はここに。やや余韻の短さに触れられてしまいましたが、確かに。ただ、普段はブルゴーニュの方が多い皆様にはご理解が得られる1本かと?個人的にはボルドーでもこの位の滑らかで繊細な味わいが好みです。
お忙しいドクター、今宵も後半は飲み潰れておられ。ランブレイ、過去のヴィンテージは評価が一定ではなくも僕自身は’85のマグナムなど決して悪いイメージは全く。今回は贅沢に2本。’86の方が良いに決まってる、少しでも進んでいる方が好きだから!ただ、今回は最優良年の偉大さに気付かされてしまい。意地にもなり開けた’90のまだ幾分早い段階ながらも太陽の味わいが明らかに甘みを凝縮させており。単体では’86の淡い味わいに心惹かれてはいましたが。R