Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’04’97’97

本日のお昼間は、ゆっくりと。ただし、配送などの手配で バタバタとする時間帯もあり。週末の慌ただしさと言うよりも 年末の作業へと心配が募ります。
で 昨夜のブルゴーニュ
・Marsanney Blanc’04 Joseph Roty
・Aloxe Corton’97 Hautes Cornieres
・Nuits Saint Georges Au Bas de Combe’97 Jacques Cacheux

学会を兼ねたドクターは、ここ数日は京都におられたようで。ゆっくりの時間帯に お食事も色々とでしたが気が付けば 中々の時間でも。ジョセフ・ロティのマルサネの白も ボトルで飲み干す展開に 熟成感が出始めているこの優良な造り手のボトルも残るは僅かの3本に。グラス・アイテムでもありますが そろそろこう言った大切に扱うべき 逸品でもあるのが本音でも。
こちらも 1月ぶりになるのかな?中々、お互いに大変な状況なのは解るので可能な限りではありますが まま何処まで出来るかな?でもあります。
ブルゴーニュを2本、穏やかな熟成具合のヴィンテージ’97ですが 現実にはこの2本も希少な段階に入りつつの 気が付けば もう直ぐ20年くらいの時の変化が見えてきます。
滋味ながらも 安定感と丁寧に仕込まれた味わいが感じられるシャペルのコルニエール 個人的には’90年代は初めてで’80’70年代のものが中心でしたが この’97のアロース・コルトンも流石の安定感で。南のエリアの むっちりとした果実の味わいに 噛みしめるスタイルですが コルトンと言っても良いほどの。
2本目は、ジャック・カシューの’97を。こちらも 現実には大切にセラーで寝かせていたボトルですよ。この辺りのヴィンテージから自宅地下セラーで その素性が解るくらいの管理状態ですので 間違えのないものでもあり。
確かにこのアペラシオンのプルミエである割にはチャーミングな味わいが はっきりと。
意外なくらいの飲み込む順番で考えさせられる展開でもありましたが、プルミエとグランクリュの立ち位置の考え方が造り手でも異なるので。
〆に結果的にはソーテルヌとシングル・モルトも飲み込まれ。引換の 出前のお鮨は間違えない絶品でしたが。
今週は、それほど忙しくはないものの 毎晩飲み込んではいるな・・・・・。
Sommelier R.Imamura