Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’99’98’97

本日の出勤はバタバタと。17:00すぎにはお越しだろうから、お料理の段取りも考えるとジムから帰宅後のタイムスケジュールが自ずと。
それにしても、まま残念で。失礼ながらも結果は想像通りのものでしたが、正に叩きのめされた感じのもので。4年後にまたですが、予選を含めてそんなに選手の皆さんには時間はないのだろうな。我が国のワールドカップは終わりましたが、まだまだ寝られない早朝は続くかと・・・・・。
で昨夜のマグナムもろもろは
・Vosne Romanee’98 Forey Pere & Fils 1,500ml
・Chassagne Montrachet Les Macherelles’99 Amiot Guy et Fils
・Pinot Noir Santa Lucia Highlands’97 Siduri

動きの無かった月曜に引き続きの感じで火曜日も。静かな展開ながらも中盤から気が付けばカウンターとソファーは占拠いただくように。
久々のドクターの面々でしたが、今宵は看護婦さんの皆さんもおられ華やかな印象でもあり。4名様から7名様に増えられたことで、マグナムになるのは当然のようにですが今回もフォレの村名の存在感が際立つお利口な’98で。こんな時に、今回も追加が取れたこの銘柄を有り難く。
現在正に華やかな香りを惜しげもなく振り撒く贅沢なブルゴーニュの逸品。優良な生産者なのを改めて。
深夜の試合観戦前のこちらも久々のムッシュ。同業者さんながらも、ソムリエと言う観点ではない視点からビジネスをされており 僕自身も興味深い方かと。
残り僅かになっていたグラスアイテムで抜栓していたギ・アミオのシャサーニュのマシェレル。やはり季節がら白の上質なものも求められるもので。酸とミネラルの強固な彼のワインは、熟成を穏やかに進めておりますが ここにきて非常に白胡椒のスパイシーな香りをエキゾチックに。
結局、赤のボトルも開けられることになり 今宵のご紹介いただいた テキーラ専門店のムッシュが選択権を。まだまだ在庫は多々残されているカリフォルニアの大好きな造り手のシデューリ、’97は前回の抜栓では やや硬さが残っていた気がいたしましたが 少しだけ温度を高めのテイスティングでその芳醇な華やかさがはっきりと。お決めになられるのに時間がかかったために季節がらワインの供給温度が上昇してしまうことが 逆に良き事態に。
そそ、アメリカのワールドカップでの躍進も期待されます。何時も彼らの試合は、ハードで勤勉な姿が感じられて好感を抱けるチームのひとつかと。
ちゃんと試合は見れたのかな彼らは?

                      Sommelier R.Imamura