Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

開店!

昨夜の営業再開で、新たな地での営業が為されました。
沢山では ないかもしれませんが お祝いのお花やシャンパーニュなどの 頂き物や 下世話ではありますが、”お祝いは 現金で!”と言っていたら本当に そう言った対応を為された方に これはこれで またありがたい限りかと。何れにしても 心配な気持ちも切り替えさせていただける 素敵なアレンジの 紫陽花のお花や ゴージャスな胡蝶蘭も やはり存在感が。全ての皆様に 感謝の気持ちを。
やはり22時くらいからが 本番で、お恥ずかしくも お電話の転送サービスの切り替えなども忘れており お花屋さんや ご予約をいただく 顧客の方々には 煩わしさを 申し訳なく。
で開店の素晴らしいシャンパーニュとワインは
・R & L Legras Cuvee St Vincent'96
・Barbaresco'99 Gaja
・Chateau Calon Segur'83 St Estephe 1,500ml
・Vosne Romanee'98 Forey Pere & Fils 1,500ml
・Chassagne Montrachet'83 Chapelle Fils

開店から直ぐに、お隣さんの 皆様が。予期することは無かったのですが、暫しの前半は ゆっくりとご一緒出来て 色々とお話しが出来たことにも意味が。
3Lのサンヴァンサンの パフォーマンスは 極上で この日の為に ご準備した甲斐のあるというくらいの。96にしては泡の質感もかなり滑らかに。熟れた熟成した味わいに 自分自身でも この移転に掛けた半年間にお疲れ様とも。
飲ませてしまう感じではありましたが、ハーフの赤も。変わらないイタリアの帝王の好みも場所が変わっても 菫の芳香を漂わせ。
この辺りからエンジンがかかり始めるのですが、初日から タイミング良く 御常連さんが7名にて。こうなると、やはりマグナムをお勧めしたいのですが ボルドーラヴァーのムッシュのセレクトはやはり。やや、酸高いコメントが多くでしたが しなやかに熟れたボルドーのフィネスがこんな感じだと。
このこからお席はソファーエリアへと。今回はカウンターへのスツールは7脚が限界の長さになっている為。お世話になります、税理士さんと借入先の担当者さんおお越しで ぐっと話の内容も変わっていきますが 律儀にお越しいただき感謝のです。
こちらもマグナムの ブルゴーニュを。繊細な味わいのブルゴーニュが 今宵の限界に近い僕の肝臓には優しいかな?
その後も、この借入先さんも お話しにあがる 御常連さんがのお越しに ひょんな流れですが お気を使われた ムッシュに感謝いたします。
京都の名士だからな こんな小さなお店のカウンターに場所が変わってもお越しいただけるのは 有り難い限りです。
〆は嘗ての同僚でしたが、シャペルのシャサーニュを抜栓し 他愛もない世間話をしているまでは 覚えているのですが。朝方から動き オープンに間に合わせようと 死力しましたが後半は力尽きたかのようで。
まま、今宵はご祝儀のような 晩だったのでしょう。これからが また、楽しみながら頑張りたいです!よろしくお願いいたします。

Sommelier R.Imamura