Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’95’86

本日のお昼間は、そろそろむず痒さを感じる今日この頃でししたので花粉症のお薬を求めに。昨年の残り物をここ数日は呑み込んでおりましたが、切れたのも理由ですが この寒いのにもう花粉か・・・・。
後は、愛犬 はなちゃんの餌のドッグフードを求めてホームセンターにも。種類がありすぎて、選択しきれませんが ここにも美味しすぎる高価な ドッグフードは後々に影響があるそうですので避けて。まだまだ、かりかりのもので我慢してね!
で昨夜のブルゴーニュの早すぎたか・・・・
・Charmes Chambertin’86 Camus Pere & Fils
・Pommard 1er’95 Michel Gaunoux

雪のバレンタインデーでしたが、中盤まで閑散で。結局穏やかな展開で。今年はチョコレートも僅かながらでしたが、義理義理のものながらも そのクオリティの高さには毎年海外からショコラティエが日本に出稼ぎに来る意味合いも理解出来るもので。
祇園町の和食の有名店のひとつでお食事を済まされた後の団体さんは、3組のご夫婦で中々素敵な雰囲気を醸し出しておられ。がちがちにビジネスの兼ね合いも感じられる、今宵の流れでしたが器の方の作家さんかな?人間国宝のお話も出られていましたが、これもまた中々煩わしい慣習が有られるそうで。
ワインは最終的にはブルゴーニュのグラン・クリュを。’86のシャルムはカミュのもので、今回は3本の手持ちがございましたがリコルク物で。蝋キャップの下部からは見て取れそうにも思いますが、予想以上にその影響は大きなもので。勿論、酸の角は取れてはいるものの ここのところの頻繁な銘柄の’76の彼らの村名のような ブルゴーニュに求める極上のノスタルジーとはいかなかったな・・・・。
ご縁をいただく為にも本音では、透き通るような果実味のピノ・ノワールを何時もお渡ししたいのが。
深夜のお二人は、昨晩のご利用のムッシュのご紹介で以前ご利用いただいた方で。1日のニアミスながらこれもご縁かとも思われますが、僕のカウンターで今宵も5件目だったそうで。どうやらお連れのマダムはブルゴーニュだけではあるものの中々のワインラヴァーで。先日は東京の個人的にも興味深いビストロさんにてカミュゼの’85のブリュレを飲まれたそうで、その価格も流石の良心的な設定に驚かされましたが それ以上にオーナーソムリエのムッシュが自身で散弾銃を撃ちジビエを狩ってこられるお話をお伺いして適わないなと改めて。
長いことグラスのリストにも鎮座していたゴヌーの’95のプルミエのポマール、やっと最近はシャープだった酸も落ち着きボーヌらしい噛みしめる果実味が楽しい段階ではありましたが。

                 Sommelier R.Imamura