Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

沢山の抜栓ですが


本日のお昼間は、昨夜の惨状を修正に。決して忙しい訳ではないものの、朝方までのご利用に片づけもままならずの・・・・。
しかも本日の前半はカウンターを一列にてご利用のご準備も兼ねておりましたので、次男と一緒に。
それにしても京都の観光の方々は、今日がひとつのピークなのかな?凄まじい渋滞にも めげずに参りましたが それでも今年はまだまだ少ないような気も。
ですが、店前にて以前何度かご利用いただいた横浜からのご夫婦がおられて ご挨拶をしたり 買出しの店舗には お近くのバーテンダーさんも。14:00前なのですが、もう出勤のご様子に バーテンダーさんは仕込みも含めて本当に大変だなあ!と今の自分の楽をしている姿に恥ずかしさも・・・。
で昨夜の 結局はボトルなのかな?でも色々と沢山抜栓したような?
・Bourgogne Rouge’95 Joseph Roty
・Beaune’98 Michel Gaunoux
・Chateau Soutard’01 St Emilion
・Chateau Desmirail’95 Margaux
・Cabernet Shiraz’03 Tapanappa Bollinger & Lynch Bages
前半から結局深夜までのご利用のムッシュも久々の。珍しい内容の学会のようでしたが、ワインラヴァーは色々と楽しまれているご様子に。
その後の久々のムッシュも僅かなお時間ながらも結局 僕の飲み代も含めて2本のブルゴーニュは消えていった。
ヴィンテージは逆行するものの、やはりアペラシオンや格の意味合いで この順番は正しく感じられる酸の主張するジョセフ・ロティのACに果実の豊満さが特徴のゴヌーのボーヌ。これでロティのブルゴーニュ・ルージュは終売になります。
深夜に有り難くも ふらりとお越しになられたカップルのお二人は気が付けばのお時間に。
会話もこの時間帯は、必然のように盛り上がるもので。しかも、今宵のお二人のご関係は中々の微妙のご様子に いらぬ詮索もありながら。
先のブルゴーニュ・ラヴァーとは対照的な、がっちり系のお好みのムッシュのセレクトで グラスをちょんちょんと。ですが結局はお時間と共に中々の量を呑み込む形で。
’01ながらもしなやかさに 磨きがかかるメルローのスタールは、この流れをはっきりと。
流石の格付けシャトーのデスミライユは、’95の充実感と香りの多彩さで明らかな樽のニュアンスが溶け込む 1ランク上の味わいを。
〆はパワフルさと優雅さを兼ね備えたオーストラリアの逸品ですが、これもまた中々のご評価に 時間が尽きず。
ひょんな出会いでもあったかもしれませんが、これ何かのご縁かと。遠方ですが、何かの合コンにでもご使用ください。

               Sommelier R.Imamura