Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ピカソだったとは・・・・・

本日のお昼間もゆっくりと過ごしておりましたが、汚い話ですが またまた自宅裏庭は猫の糞に襲われております。中々、奴らは手強い・・・・・。
で昼食後は、次男に急かされて見学でしたが 5歳の年中さんですがやっと何とか何とかコロ付の自転車に元気良く乗れるようになったようです。懸案のブレーキを握ることもほんの少しだけですが。如何せんまだまだ手が小さい、しっかり食べて大きく育っていただきたいものですが。
で昨夜の知らないことはお恥ずかしいの1本は
・Pommard 1er Cru’95 Michel Gaunoux
・Cabernet Sauvignon Artist Series’89 Kenwood
うーん、完全にアテの外れてしまった金曜の晩で。寂しいカウンターでワイングラスを傾けるゲストにもご心配もさせてしまいましたが、致しかたない。
深夜のカップルは、僕の顧客の中でもかなり若いゲストのほうですがマダムとは非常に長いお付き合いにも。中々の奔放さに色々な遍歴も存じておりますが、そろそろですかね?中々の男前のご様子です。
ゴヌーのプルミエは、本当にもう少しだ!もちろん現段階でも十分に美味しいのですが、余韻に硬さが残るのが本音かな。まあ、色々な面で難しいヴィンテージの’95でもあるでしょうか?アタックの繊細な果実の味わいとは裏腹な余韻さえ溶け込めば必ずやジューシーなブルゴーニュに。
知らなかったな・・・・。アーティスト・シリーズと言えばもちろん ムートンが有ってオーストラリアのルーインやこのケンウッドが個人的にも。ですが、ムートンほど他の造り手のアーティスト名は重視していなかったな・・・・。ただ、この’89のケンウッドはお恥ずかしながらもう少し値打ち付けれるものだったかも?のピカソの作でした。
画風からすれば確かに・・・・。そんなエチケットですが何の気なく顧客のムッシュにお開けさせていただいたのですが’89は、熟成の段階は十分なのですがややそのポテンシャルには穏やかさを感じさせられる。
やはり、仕入れ原価はその味わいに忠実に掲げられてるものです・・・・。

                 Sommelier R.Imamura