Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

アルザスのロマネ・コンティ

本日のお昼間も週3ノルマのジムに。その後は相変わらずの自宅での映画鑑賞。ダークナイトライジング、ヒース・レジャーの遺作になったあの名作ですが、こちらもどうやら以前に見ているようです。断片的には覚えているのですが、完全に初めて見たかのような僕の記憶力ですが まま仕方ないか・・・・・。もっと覚えておくべきことは沢山有るので、忘れることも必要かと。
それんしても最終的にはバットマンがヒールの存在になってしまうこの作品も中々ない内容ですが、ランボルギーニガヤルドも潰されておりバイクはアグスタとこれもまた通好み。
そして金曜日は次男のサッカー教室、火曜日からのスタートでしたが兄弟揃って無事新学期のスタートが切れたようなので安堵も。
で昨夜のアルザスロマネ・コンティ
・De Vignoge Grand Vin des Princes’93
・Trimbach Riesling Clos Ste−Hune’85
十日戎のクライマックスのこの晩でしたが、中盤まで穏やかな空気も。そして、こちらも新年のご挨拶を兼ねたご利用でしたが まずはお荷物を置かれて笹をもらいに行かれたのですがどうやら強烈な人混みに諦められたようで。まま、何時もの芸妓さんも伴われていたので危ないですし良かったのでは?
新年のシャンパーニュはこちらも甘えてしまいましたが、希少なド・ヴィノージュのプレステージ。飲み終わった後はデキャンタにも使用出来るように栓も付けられており、ボトルの形状も通常のシャンパーニュ・ボトルとは異なるもので。’93ながらも十分に飲み頃を迎えており、熟れた果実の味わいが濃密に。
2本目に進む中、以前一緒に働いていたソムリエの同級生がふらりと。久々の飲み友達ですが、ゲストのムッシュも彼の働くレストランのオーナーさんとも非常に懇意な関係で。そこからは、彼にもテイスティングの機会が与えられるのですが今月の特集からのアルザスロマネ・コンティとも歌われるトリンバックの特別な畑から。お恥ずかしながら僕自身も数えるほどの経験しか無いこの希少なクロでしかも’85とは贅沢で。ふんわりとした果実の甘味がやはり持ち味ですが、ミネラルも綺麗に溶け込んだ優雅なリースリング。珠にはこの葡萄品種も高貴種で楽しめるかと。

                    Sommelier R.Imamura