Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ブルゴーニュ’87’76

本日のお昼間は、ゆっくりと休養を。うだうだと過ごす次男としばし ユーチューブでハムスターの愛らしい動画を見たりもしておりましたが高校サッカーの展開の方が興味深く。京都の橘高校は、強かったんだな。姪っ子が通っておりますが、創部12年で決勝まで行くなんて凄いな。確か数年前も京都は優勝校があったので、今回も期待できそうだな。頑張って欲しいものです。
で昨夜のブルゴーニュのオールド2本は
・Nuits Saint Georges’76 Patrice Rion
・Volnay Clos de la Bousse d’Or’87 La Pousse d’Or
やはりと言いますか三連休前の週末は、残念ながらのゆっくりの展開で。何となく後半にかけて東京からのゲストのお越しも見受けられましたが、穏やかな動きであることには変わりなく。
そんな中にお越しのムッシュは、今回も救いの方と言いますか今回もワイン・チケットのような感じでの前金を。20本のブルゴーニュのオールド・ボトルを抜栓させていただくことが約束されるのですが、俄然意識を高くお届けすることにもなるかと。基本は皆様後払いの形での決済が多い中、何れにしてもこのような形はお互いの信頼関係でもあり有難い限りです。
そんなお二人にお渡しする今宵のブルゴーニュの熟成は、こちらも安心感のパトリス・リオンの’76から。先日の’90のシャンボールなども綺麗な熟成が見て取れ期待のボトルではあったのですが、意外な点はリコルクが為されていたこと。液面のレベルが高かったこともあり、そんな予想も出来ないではなかったのですが。ま、それでも流石に30年以上の熟れたワインは必ずご理解されるは筈。お正月の番組のように若いグラスワインも添えてお試しいただきましたが、当然ながら。
気をよくされたようで、今宵は久々に2本めも。ヴィンテージ的には、逆の順になりますが’87のプスドールを。
こちらも最後の1本ではありましたが、安定するこの銘柄はやはりこんな時に安全な対応になるものです。最初は舌の馴染みが変わってしまうので致し方ないのですが、ぐっと甘味と熟成したポルチーニの香りが余韻に残るのです。
上質な2種のブルゴーニュにワイン・チケットは残すところ18本になりました。

                      Sommelier R.Imamura