Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’95’90

本日のお昼間も週3ノルマのジムに。お稲荷さんの道中も大分穏やかになりつつですが、車の列は幾分致し方なく。
その後は久々の映画鑑賞をダイニングで。ヒース・レジャーのカウボーイのものでしたが、途中から同性愛の内容が大きく描かれており意外な展開でもあり。個人的には全く受け入れ難いものではありますが、感傷的にもなる後半の流れとアメリカの自然の美しさも上手く映像に溶け込んでおり これはこれで最後まで見入る作品でも。
後はこちらも久々のワインの入荷は、シャンパーニュが4本だけ。ドゥ・ヴィノージュの珍しいプレステージですがグラン・ヴァン・ド・プランス’93。ボトルに栓が付けられており、飲み込んだ後はデキャンタとして使用が可能なものですがそれ以上に中身がこちらも興味深い希少なボトルかと。
で昨夜の白系の晩は
・Bourgogne Hautes Cotes de Beaune Blanc’95 Jyayer Gilles
・Veuve Clicquot Ponsardin Brut’90
久々の税理士のマダム、僕はこちらにはお世話になってはいないのですが随分ご無沙汰だったのと同級生のよしみと言うかのもので飲み友達のようにも。
ジャイエの系統を組む彼の白の熟成、こちらの銘柄も久々の抜栓でしたが’95は非常に出来の良いイメージのヴィンテージなのですが。個人的にはまだまだ早い段階の味わいなのは否めないミネラルで、デキャンタージュで大分柔らかさも含まれてくるのですが 良く良く言われる評論家サイドのコメントにも白の’95’96は色々と言われることも。まま、’90年代前半のものとはスタイルが明確に異なるので好みもありますが先日のフィサンの’93の味わいから考えると飲み頃の把握が非常に大切かと。
深夜のムッシュは連日でお疲れのご様子も。ヴーヴ・クリコの’90、エチケットは綺麗なもので意外だったのがミュズレのデザインがマダム・クリコのものではなかったことで。裏面は何時ものクリコ・イエローですが表がグレーの地で名称の記載が。まま、大したことではないのですが。
こちらの味わいは、流石の’90 泡の元気さはあるもののとろける果実の質感にやはり深夜はほっこりさせられる。
先日のテタンジェのコント’89も贅沢でしたが、やはり新年のシャンパーニュは粋な選択かと。

                  Sommelier R.Imamura