Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’28

本日のお昼は、久々にワインを自宅地下から店舗に移動を。有り難いことに今月の特集の赤は完売で。ですのでフライングで6月の特集をフルラインナップにて。ほとんどがルイ・ラトゥールのボトルですが、オールドばかりですので必要な方はお取り置きもいたしますが。お問い合わせください。
でついでに巣蜂蜜の買出しを。計8ヶで店舗の在庫を買占めで、レジのお姉さんにはきっと、だから太るねん!と思われているでしょうが。
ついでにトライアンフのエンジンまでかけて銀行まで遠周りを。雨の後は調子が悪くもなりますので、ただ最高の天気に昨夜の日本代表のサッカーの憂鬱な結果も憂いを晴らし。ただ、自宅地下のセラーのワインのストックがそろそろ限界に。買い続ける私の人生はいったい何時まで。
で昨夜のワインは
・Chateau Lanessan’92 Haut Medoc
・Chateau Ferrieres’97 Margaux
・Chateau Cos D’Estournel’28 St Estephe
・Taylor’s Vintage Port’83
携帯の極小のワンセグで完全に試合が見れてしまい。嬉しいような哀しいような、でしたがサッカーは本当に勝てないな。
久々のドクターは、やや景気減退のお言葉も。まま、開業医の方には有り得ないでも無いお話かも。お買い得なラネッサンの’92はやや青いニュアンスは感じられますが、難しい年ながらも熟成感がまろやかさも。
2本目はグラン・クリュ。アペラシオン・マルゴーの中でも富みに復調をkんじさせるこの辺りのフェリエール。’97は硬さも残しながらも今中々の纏まり。
〆を打ちにお越しのご縁が繋がられた皆様は、マダムのお取り置きの前世紀前半の最高の当たり年のひとつの’28を。コスのエチケットは紛失しておりましたが、キャップシールがその証明を。ある東京のワインバーでは、¥50万が掲げられておりましたのでエチケット代を差し引いても有り得ない提示かと。甘いチェリーの味わいとカラメルとアニスのニュアンスが以前の’28のムートン、モンローズをも。
で最終はヴィンテージ・ポート。もう、お休みタイムに入られていた方もおられましたがこちらはシガータイムに最高のテイラーの’83。やっと’80年代もその真価を表現し始めました。淡い輝きに長い余韻の優雅な甘さは、イケムとは趣向の異なる双璧の〆。R