Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

読書

本日は息子二人を後部座席に乗せて買出しへ。今回の目的は巣蜂蜜です、幸か不幸か意外にも限られたゲストの皆様ながらもご指示いただくアイテムになったような・・・。このところご利用はいただけないもののご近所のクラブさんからのお電話でお渡しすることもしばしばで。合わせてはやはりブルーチーズが好相性かと思われますが、良く良くおっしゃられるのがやはりと言うかウォッシュのエポワスを。まあ、確かにトロトロに熟成させたスプーンでしか掬うしかない状態の香りはお人によっては病みつきに。好みは問われますが中々他店にはないものかもしれませんので。
で昨夜の水を刺されたと言うべきなのでしょうか?
・Chateau Lanessan’96 Haut Medoc
・Chateau Latur Martillac’99 Graves
・Chateau L’Hermitage’99 St Emilion
何とも難しい晩に金曜の感覚を無くしてしまいました。まあ、他愛も無いと言ってしまえば失礼なのでしょうが幾分気も許せる男性陣とのゆっくりとした。
現時点でのグラス・アイテムなのですが、ボルドーはこの3種を。どの銘柄も10年の熟成を経た少なからずの飲みごろを理解いただけるものかと。
個人的にはこのエリアはラ・ラギューンくらいかな?ボルドーの筋肉質を感じさせてくれるものは、もしくは熟成したカントメルルも好みではあるもののやはり若干の青臭さは否めないものが多く。ただ、ブルジョワながらもこのラネッサンは熟成させると中々の肉付に。もちろんヴィンテージの良し悪しは問うべきですが。’96ならば。¥1200−のグラスで十分な。
ラトゥールに惹かれておっしゃられる方もおられますが、全く。線の細さは正直ですが、’90年代の後半に入るとこの辺りのシャトーも侮れないがっちりとした体格に。
個人的にはワインなど皆無の実家のサイド・ボードの棚に置かれたいた思いでも。大切に家族で飲んだ記憶が。確かお歳暮かなにかでいただいたものだったような。
サンテミリオンまで今回はラインナップに。レルミタージュは、各業者さんの値付けが一定しないものだけに仕入れの良し悪しが問われます。グラスで使用出来るというのは、間違えなく贅沢なモダンなスタイルの逸品。ただ、やはり1杯¥2500−はお安くはないのですが・・・・。  
  Sommelier R