今宵中盤からのバタバタにシェフ共々疲れきりました。本日も素晴らしいワインの数々に。
・Beaujolais Villages ’78 Josephe Drouhin
・Chateau Beychevelle’81 St Julien
・Chateau Ferriere’78 Margaux
・桔梗ヶ原メルロー・シグネチャー’99 Chateau Mercian
・Batard Montrachet’82 Louis Latour
・Bollinger R.D’82
・Clos de la Roche’95 Dujac
今宵のファースト・ゲストは、お三方揃ってヴィンテージ’78で。リストから際物好きの皆様からのオファーを避けつつ彼女らにと、考えておりました。先日のフルーリー’80ほどの綺麗さはないものの、こちらもガメイの熟成の可能性を証明する1本で、イチゴのドライ・フルーツの味わいを感じられ。
遅い入店の祇園のお姉さんは、浴衣がまぶしく。しっかりと腹ごしらえをされ、ボルドーのヴェルサイユのベイシュヴェルを。甘苦い余韻はふくらみが大きく、タンニンもまだまだ元気で。敬意をはらうエチケットのデザインはいつも印象的で、昨年の夏を思い出します。
メドック・エリア最小の特級畑で、嘗ては本数と慣習の為見かけにくいシャトーだったフェリエール。ヴィンテージのキャラクターを感じる豊満なスタイルに会社のスタッフを思うマダムの心配りが気持ちよく。
二本目は二本のワインの最高峰と信じて疑わないシィグネチャーを。桔梗ヶ原メルローの上級キュヴェは稀少なものの、やはりこのワインだけは赤ワインに於いて本場フランスにも対抗しうる存在感を。
ハーフとは言えブルゴーニュの至宝のバタールは、官能的なまでに芳醇でハニーライクな1本。随分酔われた先生は、他のゲストと一期一会の楽しみを堪能されて。
バタールと同じヴィンテージの為先の先生とお近づきになられた、嘗てのシェフ・井上くんに紹介していただけたワイン・ラヴァーの方はシャンパーニュを愛でられる方で。ボランジェのエール・デイはスペシャル・キュヴェには例えられない繊細さが溢れ、柑橘系にナッツが交じり合うセクシーな1本。
つづく