Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

薫り高く

本日のお昼間も週3ノルマのジムに。帰りには天気予報通りの雨が・・・・。本来は明日の1日にお伺いすべきなのでしょうが、何となくお稲荷さんへ。流石にお商売の神様としても日本でも代表的な伏見稲荷さんは、参道脇にあった歴史の長い食べ物屋さんの跡地を贅沢にも駐車場に改装中です。
初詣までには間に合うのでしょう。
まま、雨のお参りでしたが9月最終の金曜の晴れない晩ですがほんの少しでもご利益があれば幸いなのですが・・・・・・。
で昨夜の頃合いの良いワインは
・Volnay’97 La Pousse d’Or
・Chateau Ferrieres’97 Margaux
ワインを店内では当然ながらいただくのは当たり前なのですが、少し涼しくなってくると 幾分ほっこりとした暖かい飲み物がバックヤードではいただきたく成るものです。
今宵は巣蜂蜜を購入しに行ったついでに むぎ茶を。Since1846ですって、京都の老舗の一保堂さんは。簡易のティーバックになっておりますが、沸かしたお湯に10分ほど浸けると確かに自宅で夏場に喉に流し込んでいたお茶とは別格の香りが厨房内に拡がり。まま、むぎ茶で大袈裟かもしれませんが。
で、昨夜は久々のマダムのお越しに中盤からダラダラとお話に花が咲きましたが相変わらず’85ヴィンテージのお歳には見えない何とも。
結果的に’97に揃えられたブルゴーニュボルドーでしたが、このところの¥2,500−帯のグラス・ワインの銘柄で。ボルドーにとっては些かネガティブなヴィンテージですが、3級に格付けされるマルゴー村のフェリエールは綺麗に熟成の姿も見せておりエレガントなスタイルです。
プスドールのヴォルネイもデクラッセされた贅沢な逸品で、どうやら打ち合わせでお食事と共に添えられた2本のボトルにも癖壁されていたマダムにはやっと今宵の愛でるべきグラスを傾けられたような。

                        Sommelier R.Imamura