Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

オマージュ

本日は結局、次男とお昼寝を。朝帰りもありましたが、妻は長男の小学校の親御さんの集まりで出かけましたので。
それにしても、長男の時よりは数段ましではあるのですが彩人くんは意外なお魚好きで何度も何度も注意はするのは当たり前なのですが服で手を拭く癖も。先日の鰤大根の香りには、もう萎えてしまう彼の衣類でしたが本日の鯵の干物は何とかセーフだったような。
最近の哀しい事件には、心を痛めますが。
で昨夜の極上のワイン達は
・Chateauneuf du Pape Hommage Jacques Perran’94 Chateau de Beaucastel
・Batard Montrachet’88 Leflaive
・Chateau Filhot’33 Sauternes Lur Saluces
・Santenay Les Gravieres’97 La Pousse d’Or
・Beaune Perrieres’83 Albert Morot
月1のムッシュは、今月はやはりお忙しかったようでやっと月半ばに。お取り置きは今回はありませんでしたので、ゆっくりと吟味を。
ローヌにも眼は、通され稀少なオマージュを。’94は未だ若さはありますが、流石の思いが込められた先祖へのオマージュの1本。タンニンの質感よりも熟れた果実の甘みとスムーズな喉越しに、洗練されたローヌの最高級キュヴェの印象を強く受け。
こちらも面識を得られたマダムのお越しに、エチケットは砕けたルフレーヴの愛人を。流石の理解が得られる稀少なグラン・クリュは、勢いを乗せ。
お連れの方の終電を見送られ、ごり押しのような感覚も否めないヴィンテージ’33のサリュース伯爵が所有していた時代のフィロ。個人的には期待を大きく・・・。ただ、ゲストのお二人には慰めではないですが珍しいな!そんな感覚を得られたそうですが。まあ、彼の仕込む中では最も軽やかなスタイルのシャトーかと。時代はかわりましたがこのフィロの’90をお開けしてその味わいをご理解いただけたかと。
珍しくボトルのムッシュは、これまた珍しく軽めの味わいをご所望でしたので。まあ、随分飲まれていたのかな?
〆は今宵の晩の長さが、容易に想定させられるお二人のお越しで。アルベール・モロもリリースからエージングさせれば中々のものに昇華しております。お利口なブルゴーニュの熟成。 R