Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

今宵も白で

休日は広島から実父と姉が京都に。観光も兼ねた来京のようでしたが、実は次男”彩人くん”の幾分遅い言葉の出具合に見かねた偵察だったようです。まあ、このところ大分改善も見られ電話口での”じいちゃん、ばあちゃん”の言葉に気は良くしていたでしょうが。
で夕食を蟹が屋根で動いているあちらさんで、帰り際に子供には蟹の紙帽子をくれるのですが見送りの京都駅でかぶり続ける兄弟に宣伝効果はまあまあだったような。
蛇足ですが、お昼に京都駅への迎えで車を。どこかで見たことのあるマダムだな?そんな記憶は、確かなもので失礼ながら昨年末以来ご無沙汰の川向こうのお師匠さんご夫婦で。健康的に自転車デートでしたが。
で先週末のワインは
・Il Carbonaione’96 Podere Poggio Scalette
・Corton Charlemagne’96 Bouchard Pere & Fils
・Merqurey’89 Remoissenet
・Mumm Cordon Rouge’85
・Batard Montrachet’88 Leflaive
期待通りには行かない土曜日でしたが、中盤までゆっくりで。ご心配も解ります、まあまあお待ちをそんな感じではありましたが。
奥様のお腹の様子も落ちつかれているようで、偶のお時間を使っていただいてのご利用はゆっくりと変化するトスカーナの逸品を。
都をどりの最中ではありますが、息抜きも必要でしょう。この辺りからの復活のブシャールのシャルルマーニュ’96を。
毎度のことながらの揉め事ではありますが、大丈夫だっただろうか?ワインが美味しいだけに残念ですが、リスト中唯一のルモワスネ。
勢い2本目はシャンパーニュ、不穏な表現もございましたが’85はやはり美しいバランスの味わいで。
〆は、やや状態に不安ものルフレーヴですが折角ですのでこちらの皆様には是非お楽しみいただきたい。何れにしてももう中々出会えない極上のバタールの’80年代の垂涎の1本だから。何本かはこちらにもご一緒した記憶も鮮明な白の極上の造り手は、かつての’80のバタールには程遠いものの個人的には十二分に理解できる味わい、香りそして提供価格だったのでは?
桜もここまででしょうか?

             Sommellier R.Imamura