Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

男性陣にて

本日のお昼は、ジムに。何となく暇な状況ながらも、酒量は相変わらずで若干弱音も心許す方には。奇しくも先日のプロ・野球選手の方と年齢的には同じで同世代の顧客の皆様とは、話題と言えば失礼ですが気をつけましょう。そんなこの頃です。
で昨夜の男性陣に支配されたような晩は
・Vosne Romanee Les Hautes Maizieres’99 Robert Arnoux
・Chartogne Taillet Brut’99
・Chinon’86 Chateau de La Grille
・Batard Montrachet’86 J.Prieure
前半から意外な感じではありましたが、お越しのご夫婦はハーフ・ボトルにて。お約束をされた2件目の兼ね合いでお食事も。失礼ながらやはり前日の流れもありますと前半はかなり無愛想な私は、非常に申し訳なく。ワインのお話に華が咲きますと次第に楽しみは膨らむものです。また、次回京都にお越しの際は。
リューディーながらもロベール・アルヌーは、’99らしくバランスが取れ既に若さをも楽しませてくれ。
後半は何時もの皆様に、またもやワイン談義であればいいのですが男性陣が集まるとそれはそれで話題の方向性は色物に。同世代なだけに心許す感覚も楽しくワインも進みます。
中々の珠玉な造り手のシャルトーニュ・タイエ。’99も評価は十分に出来る味わいでヴィンテージの面白みを。お食事に添えられるものとしては、この辺りから。
久々に赤も。ロワールの赤と言えばこのシノンは思い浮かぶものでしょう。カベルネ・フランの青い味わいは、それなりに楽しめ熟成のお陰で柔らかく偶にはロワールのボランジェ?そんな感じで。
〆はやはり白の珠玉の逸品。難しい時代のジャック・プリウールですが、それを差し引いても中々の高貴さに相応しく。
ブルゴーニュの白の’80年代は本当に稀少で、出会えるものは前向きに楽しみたい!切に願うそんな銘柄かと。それにしても前夜のルフレーヴもそうですが取り付かれるような禿山で。
桜の勢いは、落ち着きましたが5月のお休みを考えると4月はその分切磋琢磨させていただかなければ。

           Sommelier R.Imamura