Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

オスピス

本日もお昼はジムへ。帰り際にインストラクターのお姉さんに”今年のヌーヴォーは?”との呼びかけに素直な感想として”美味しいです、ジュースですけどね”。まま、一言で言えばそんな感じなのでしょうがも少し深く考えると、一概には当てはめられませんが’09ヴィンテージのブルゴーニュ近辺のエリアの葡萄の出来は決して悪くは無いのでは?確かに’05のヌーヴォーの面影もございましたので。
個人的には西村さんと折半購入した’09のマグナムのブルゴーニュのトップ・ドメーヌ達のチャリティーの特別なボトルの購入をさせていただいたことに多少なりとも気持ち穏やかになれたこと。実はマグナム2本で¥18万くらいのお支払いをしたような・・・・・・。
さて、昨夜の連日にはならないワインバーは
・Savigny les Beaune 1er’98 Hospices de Beaune Cuvee Forneret
忙しさと言う意味での連日は、やはり中々ございませんが同一銘柄が連日と言うことも珍しく。
秋の京都の学会が、やはりと言うかこの三連休をターゲットに。一日早い京都入りの東京の先生方は、まま実際は3次会にてのボロボロの状態で。
残念ながらも、もうヌーヴォーはいらない!。そんなお言葉で、結局ハーフが精一杯ではありましたが遠方からのお心使いには感謝いたします。
近年、比較的個人の方々にも入札が可能になったこのオスピスながらも実施にはロットの多さと何だかんだとかかってくる諸経費の問題などに関して、やはり中々手は出しづらいかと。
このボトルはそんな中でも国内のワイン酒屋さんが、プライヴェートで落札されたボトルのようで当然ながらも店名がエチケットに記載されており。
でハーフのブルゴーニュの熟成したものは市場にも少なく、そんな意味でも使い勝手の良い上質な1本かと。
ドクターは、はっきりと海苔の佃煮の香りを感じておられたようですが確かに私自身にも感じ取れるピノノワールの熟成のニュアンスを。お連れのドクターには訝しげに見て取られてしまいましたが・・・・・・。

           Sommelier R.Imamura