Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’80のHospices

本日のお昼間は、雨の中 連日のジムに。明日の午前中は予定があるので 意図する形になりますが 若干体は重い感じで。
雨の中でしたので、シトロエンでの道中に 龍谷大学では卒業式が。煌びやかな袴姿の女子大生さん達のお姿もですが この若い世代の方々も未来の顧客に繋がっていけばなあ の気持ちです。
で昨夜の久々のブルゴーニュの 熟成は
・Volnay Santenots’80 Hospices de Beaune Mommessin

あまり 耳に入れない方がよろしいのかな?そんな時は、必要最小限のお相手に終始し バックヤードに潜む時間帯も。まあ、そんなことは たいした問題ではないのでは?の個人的な感覚でもありましたが それぞれでしょうから。ただ、そう言った方に限って バイ・ザ・グラスで目が離せないものでも。
深夜にお越しのお二人も久々で。ご近所で同業者さんにもなられるムッシュですが、相変わらず話題が豊富で 飽きさせない。まま、やや自慢もふくまれていたかもしれませんが。
久々のブルゴーニュのオールドでした。やはり お越しのお姉さん同様 これくらいの熟れたヴィンテージの段階が本当に美味しい。改めてそう感じさせる1本ではありましたが、異常に簡素なボトルでもあるのです。現行のボトルは、重厚なガラス瓶が多く 重量がそのワインのプライスにも比例するような銘柄も少なからずですが。瓶底のへこみも ほとんど無く 軽くガラス事態にも色素が余り含まれていない ぱっと見 非常に安価な銘柄にも見えるのですが・・・・。おそらくはリリース直後は非常にお買い求めし易い銘柄だったのでは?と想定されますが 35年の時を経て その味わいはコスト・パフォーマンスを非常に高く感じさせてくれるムスク トリュフの香り華やかな 柔らかいピノ・ノワールに。これで、このオスピスのヴォルネイ・サントノは終売ですが 実は同じ’80でコルトンが手持ちで残されております。’80産まれの ブルゴーニュ好きにはお勧めの逸品かと!

             Sommelier R.Imamura