Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

今宵も極上のグラン・ヴァン

月末の日曜の休日は、家族には申し訳ないのですが祇園界隈のダイレクト・メールのポスティングや宛名刷りなどに時間があっという間に。まあ、長男とはしばしの男同士の時間が作れるメリットでもありますが。今回も慌て性の彼は豪快にこけて泣きべそをかいておりましたが。
さて、先週末土曜の素晴らしいワイン達は
・La Dame de Montrose’85 St Estephe
・Moet et Chandon Dry Imperial’80
・Beaune’72 Hospices de Beaune Cuvee、、、、、、、
・Hermitage’84 Jean Louis Chave
・Almaviva’97 Baron Philippe Concha y Toro
・Charmes Chambertin’61 Nicolas
・Chateau Cos D’Estournel’79 St Estephe
今月もワースト記録を更新中でしたが、この週末のお陰で何とかぎりぎり一矢を報いたかのような。まま、それでも11月確実に前年割れの悲惨な状況ではありますが・・・。
結局、今宵もほとんどのゲストが医療関係者の方々に間に金融関係と言うべきなのでしょうか?そして最終は不動産関係のエッチな・・・・。
心臓外科のドクターは、今宵はお一人で。ローヌ好きかと思いきやボルドーにもご理解を。’85はセカンドとてこなれた上品な熟成感。
優しいシャンパーニュの熟成は、何ものにも変えがたい気持ちに穏やかさを。モエでこの素晴らしさにやはり上級キュヴェのドンペリニヨンの姿が見え隠れします。
最終までおられた、ご常連の皆さまは結局この’80と先日のルロワのシャンボールも記憶に新しいですが’72のオスピスを。ブルゴーニュは意外にボルドー以上にオフを感じさせないのでは?でしょう。
’84ながらもジャン・ルイ・シャーヴは綺麗な洗練されたローヌのスタイルかと。レイノーとは好みが問われますが、やはりトップ・クラスの生産者は卆なく難しいヴィンテージも仕上げてきます。
こちらは同期会のドクターの皆様、意外に専門はブッキングはしないものですが。好色漢の名のアルマヴィーヴァは久々に。’97は確か稀少な2回目のヴィンテージ。まだまだ、たっぷりで。 つづく