Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

解禁

本日のお昼は次男とドライブがてら店舗にマグナムを2本持ち込んで。昨夜の流れが想像できますが。
そう言えば2010年版の東京のミシュランが。個人的には嘗てお世話に為った方が、2008年の初年度より1つ、2つ。そして今回3つ星を得られたことにお祝いを。衝撃的でもありましたが、ご自身はさぞかしでしょう。ひとつづつ積み上げられたのですから。
それにしても京都の料理人さんも含めて、短い時間ですがご一緒された方々の中には一流の方がおられたのかと思うと嬉しくも自信の努力不足を恥ずかしく。
さて、昨夜の解禁の晩は
・Volnay’97 Fernand & Laurent Pillot 1500ml
・Flanccianello della Pieve’95 Fontodi 1500ml
・Pommery Brut’87
・Savigny les Beaune 1er’98 Hospices de Beaune Forneret
・Chateau Pichon Baron’63 Pauillac
・Beaujolais Villages Primeur’09 Louis Jadot 3000ml
団体さんでのご利用は久々のドクターの皆様、6名様でしたら当然のようにマグナムを2本。
ローラン・ピヨのヴォルネイ’97は、失礼ながらも予想以上に美味しく。ヴォルネイの何ともいやらしいねっとりとした果実味に思わず。残念ながらバタついてしまい、ほとんど頂けず。
やはりマグナムの実力を認めざる負えない続いてのフランチャネッロ’95。サンジョヴェーゼの熟れた熟成感もこの辺りのヴィンテージから、ただのキャンティとは次元を変えて。
インフルエンザ情報はガセだったようで、今宵はこれまた微妙なお話もございましたがポメリーの柔らかい泡に気持ちも静められ。ハニー・トーストの様な甘い誘惑に杯は進みます。
ヌーヴォー待ちのハーフはオスピスのサヴィニー’98。比較はしてはいけませんが今宵は気持ちは有り得ない方向に。
’09のブルゴーニュは期待出来そうかも。そんなたっぷりの甘みにダブルマグナムは、三分の一ほどを今宵は。
〆は’63を。お誕生日の社長さんは、生憎の’63ヴィンテージ。ただ、今までマルゴー、ラトゥールは目の覚めるような素晴らしさが。今宵男性との機会ではございましたが2級とはいえ十分な味わいに。 R