Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

辛い・・・

本日の出勤時には、長男の青龍の公文へと一緒に。毎回、通り道の幼稚園の先生に声を掛ける彼ですが月曜に控えた卒園式及び閉園式の為これが最後のお声掛けになりますね、との先生のお言葉でした。
そう言われると季節感を綺麗に感じられ。花粉症に苦しむこの時期は、そんな感傷的な気分はここ数年考えもしておりませんでしたが、3月半ば以降のそんなお別れとそして4月の新たな出会いにも何かお手伝い出来れば!とビジネス的な感情もしたためて・・・・・。
さて、辛すぎる昨夜の花粉症の目の痒みは酔いと供に助長され最後は忘れ去られる状況も
・Berncasteler Badstube Kabinett’91 Otto Bauly
・Beaune Hospices de Beaune’87 Cuvee Nicolas Rolin /Patriarche Pere & Fils
・Monthelie’74 Boisseaux Estivant
お越しのムッシュには記憶が有るのですが、おっしゃられるドイツの熟成の1本は思い出せず。まあ、それでも’91のカビネットでしたらそれ相応の熟成感と幾分切なさと儚さもお楽しみいただけるかと。
個人的には古酒好きの私ですが余韻の下降線をイメージさせる酸味が気にはなりながらも、まだまだ若いとおっしゃられるムッシュにそんなものだろうなと妙に納得させられ。
お越しになられりるまでに、私自身も紫煙を1本燻らせ終わっておりましたが結果的には今宵3本のロブストサイズを煙に変えたソムリエでした。
本日からの華灯籠のご準備は、ご子息に任されたようで今宵は最後は縄手でお姉さん共々転がられる始末で。
僧侶への寄進畑のオスピス、あながち関係が無いとも言いかねますので遊び心の1本目でしたがボーヌの大地主のパトリアルシュのイメージは別として肉厚な甘美な果実味にボーヌの情景が思い出されます。
グラッパを飲まれたので終了かと思いきや、またもや解決不可能なお話に2本目が。モンセリー’74、普通で考えれば際どいワインの1つでしょう。ですが、今回の西村さんからのブルゴーニュ古酒コレクションは際物だらけの気がいたします。アペラシオン、ヴィンテージ、造り手どれを取っても煌びやかさとは無縁ながらも大切に熟成されたワインは正に美しい珠玉の逸品かと。問題はほとんど私が飲み込んでしまったことだけかと。 R