Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

マグナム×3

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本日も小雨の間に 伏見稲荷へ。そして、病院にも。血圧のお薬をいただきに、ですが 病院はそこそこスムーズに事が進んでいくのですが 薬局さんがなあ・・・・。時間掛かりすぎなような。集中した時間帯でも有りましたが、優雅にお仕事されていました薬剤師さん方は。

そして、10日のご予約の確認を。やはり、確認は必須です。15名ほどに増えておられお時間も お食事が必要な時間帯ですので段取りが重要になります。ありがたい限りですが、3年ぶりの祇園祭ですので晴れの予報が嬉しいですが暑いらしい・・・・。

で 先日の2ラウンド目のマグナムX3は

・Pouilly  Fuisse Vieilles Vignes’05 Chateau-Fuisse 1,500ml

・Mercurey Vieilles Vignes’99 Michel Juillot 1,500ml

・Amarone della Valpolicella Classico’01 Allegrini 1,500ml

お電話をいただきましたが、他の方がお掛けになられたようで お名前だけでは解りませんでした。まま、かなり人口比でも高いお名前なので 様子を見ながらの待たせていただき。扉を開かれたのは、こちらも数年ぶりでした。ですが、杖を持たれ若干左手に問題があられるご様子は直ぐに見て取れましたが。気に掛けながらも ストレートにお伺いするのが 失礼に当たらないように。沢山の手術をされていた方ですが、ここ数年でしっかりと若手に移行は為されたようです。このご時世でも若手を沢山引き連れてのクラシックなドクターの代表格の彼に敬意を。おいたも沢山されておられましたが、そのあたりは今宵は。

明日の早い時間のシフトに最初は躊躇をされていた研修医の先生方も覚悟を為されたか、結局はマグナムを3本で。

ヴィンテージ’05のフュッセ、本音ではもう少し熟度は欲しいものの 上質なシャルドネを常に仕込む古木からのシャトー・フュッセは5本買いましたからね。まだまだお勧め致します!

意外に評価を高くいただけたのは、こちらも古木からのメルキュレイ。以前はシラーズやボルドーの印象が強かったのですが、少し落ち着いた柔らかいブルゴーニュの味わいに 口調も幾分穏やかさが感じられ。

〆は、やはり 濃いマグナムを。アレグリーニのアマローネ、お利口で品質の高い彼らのマグナムに出逢える機会は少ないような?でも、マグナムのボトルはボルドー・タイプですか?ここも おや?でしたが中身はやはり素晴らしい干し葡萄の凝縮感で甘く濃厚なスタイルは この流れの深夜に気持ちの整理も付くワインかと。

澱がねえ、凄いんですが これもまたエキス分の高さの由来かと。

ご無理をなされない程度に またまた若手の教育も兼ねて 酒場の雰囲気をお楽しみにお越しいただけることを心より。

Sommelier R.Imamura