Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

特別なお食事かと

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本日は悩ましく。と言うか、ぎりぎりまで悩んでいたのが問題なのですが前日になってやっと決まった。ぎりぎりまで動かなかった僕の情けないところですが・・・。

ですので明日の営業はズル休みになります。かなり久々のお休みになりますが、まま コロナ禍で随分休みましたので これは理解出来るのですが今回も贅沢なお食事のご招待に心より感謝いたします。

と言うのも ある程度のお店の姿は見えていたのですが 気になり再度確認をすればするほど まあなぁ 僕の顧客の方ですので正に世界観は異なるものの そうかぁ 素晴らしい懐石料理を久々にいただくことになります。なので、正直 コース料理なのですがある程度の想定は出来るものの それでも実際には流石にこのクラスのお料理は数回しか経験がないので。

期待しかないのですが、ですのでお持ち込みと言う形でのワインとシャンパーニュを。

ご予算もあるのですが、もうここは やりすぎまでは行けませんが これだけお世話になっていますので 幾分度外視にて。

ドン・ペリニヨンのヴィンテージ’03,だれでも知ってるとは言え だからこそその品質の素晴らしさは シャンパーニュの中でも特別な1本だと思われる。猛暑が襲ったヴィンテージの放漫なスタイルが 涼を呼ぶスタートになることと。

ある意味では、この ダギュノーのシレックスが お料理との相性を考えた1本かと。シャルドネではつまらないような。繊細な食材と寄り添うべくの 特別なソーヴィニヨン・ブランは そろそろ飲み頃も意識させてくれるシレックスが 希少な逸品かと。

数字だけを鑑みると このローラン・ポンソのグラン・クリュが頭抜けるものの お料理のメインは牛肉と山椒を使用したものとの。これも想像は出来ますが 正直 赤ワインが最も難しい。ボルドーだろう!と言われればそうなんですが そこまでの流れで他のお料理にはブルゴーニュの特級畑が飲みたい気もいたします。まま、正直 ボルドーではOKは出ないのが想定出来ていたので。また、ここのお陰で数字的にもご理解をいただけるバランスになるのかと?

まま、結果的には店舗のストックで解決出来ました。実は何度も自宅の地下のセラーのストックからも どうだろう?と悩んだことで ぎりぎりまでお待たせしてしまったのが要因で。

まあ、問題なく明日が素晴らしい晩になることを。

Sommelier R.Imamura