Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

プリミティーヴォ ヴィンテージ'98

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本日も 伏見稲荷へ。GWには、もう少しでしょうが 週末ですので やはり家族ずれの方々で。まま、覚悟して登りましたのでストレスは幾分で。

その後は、相変わらずの我が家の問題点は悩ましいものの 致し方ない 思うようにはいかないのが 子育てで 親の心子知らず は何時の世も!です。

ふらっと トライアンフのエンジンを蹴り上げて気持ち良い風にあたりながら僅かなストレス解消ですが 少し贅沢な玩具ですが、こんな事にも全く興味が無かったら将来どうやって気分転換するんだろうなあ?我が子ながら、ここでも心配してしまいますが。

で 久々の抜栓は

・Primitivo del Salento’98 Mocavero

思い出しました、こちらの男性陣。そう確かに以前もこの組み合わせと言いますか。

珍しいのですよ、プリミティーヴォ。この葡萄品種をリクエストと言いますか、出てくること自体が。勿論、イタリアンのワインバーでしたら当然のように有るかと思いますが 前回は確かプリミティーヴォに変わる葡萄品種として ジンファンデルを。亜種としてこのイタリアの葡萄品種からカリフォルニアでは、この葡萄品種に変化したとも言われるので。ですが、何となく意識の中に有ったのである日 衝動買いをした記憶が。しかもワイン商からではなく 一般的なディスカウント酒屋さんを除いた時にこの モカヴェロのヴィンテージ’98のプリミティーヴォが有ったので。その時点でも、幾分熟成した段階を経たボトルでしたが ここまで一段と熟成させていた。

そして、ああ 何となく使用に躊躇もなかった訳ではないのですが とは言えこの晩の為に仕入れたと思えば これはこれで良かったのかもしれない?

南イタリアのパワフルな味わいに こなれた熟成感が綺麗に溶け込んで その味わいは あのディスカウント酒屋さんの棚に乗っていたとは、とても思えない。

だからこそ、飲み頃を経たワインは とても意義があるかと。

とは言えなあ、味わいには一応の評価なものの 正直こちらには その指定されたものである必要も無かったかもしれない・・・・。まま、それも現実で。

ですが、ご紹介いただいたお取り巻きは 京都の製造業の老舗の皆様で 今宵も100年企業の若もおられたので ワインへの世界へもう一歩進んでいただければ またの機会が。

Sommelier R.Imamura