Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

白ワイン’98’93

本日のお昼間は、完全に桜の観光の方々に・・・・。
日曜日の臨時営業を控えて 食材の買い出しだけでも中々ではありましたが、店舗への道中の凄まじい渋滞と 交差点のお人の流れに 観光バスの 多さに疲弊を。しかも、妻が出かけていたのですが 今日に限って鍵を持って行っていなかったようで・・・・。有りえないことですが、大幅に時間のロスが致し方なく。観光都市だからな、しかも移転後のこの店舗は 流れに関しては当然ながら仕方ないものでしょうから。ですが、京都市は やはり車 特にバスに関して もっと対策を練らないといけないかと!
で 昨夜の懐かしき方も
・Bourgogne Chardonnay'98 Paul Pernot
・Marguet Blanc de Noir Premier Cru
・Guilem de Fargues'93 Lur Saluce

4月のスタートで新たな人生が始まられる方々も 歓迎会なども有ったのかな?のスーツ姿の方々もですが 中盤までは静かな相変わらずの。
中盤のお電話は、こちらも久々のムッシュですが 何時もながらで。結果的には 今夜の白ワインの2種は、特に現状のお勧めのものになりました。
先のムッシュは、選択肢の正にこの2種からでは やはりのブルゴーニュを。ポール・ペルノのブルゴーニュシャルドネですが 優良な造り手の このランクは熟成も加わり 非常の洗練された 柔らかい果実の味わいを楽しめます。勿論、彼らの持つゴージャスなバタールなどとは比較にはなりませんが もう飲むことが難しくなっていくであろうブルゴーニュでは 今の内に!
深夜にお越しのムッシュはお電話をいただけていた方だったであろうかと。遅れてお越しの料理人さんは、おそらくは15年ぶりくらいの。お互いに 変化が有ったかな?少なくとも 僕は20kgはウェイトが増えているからな・・・。
こちらは、寧ろボルドー・ブランからのお勧めをご所望で。こんなところがワインの好みが分かれる面白いところです。何しろ、僕のワインリストをじっくりと吟味され その中からボルドー・ブランの 品揃えに目を付けられてですから。
マルゲのブラン・ド・ノワール、これは 言われなければ黒葡萄のみとは考えにくい味わいですが この季節には 軽やかに楽しめるNVの選択肢かと。プルミエ・クリュの もう一歩の評価の上がる造り手かな。
やや貴腐のニュアンスが余韻に残るのが リュル・サリュースの持ち味が はっきりと。それにしても 久々にワインクーラーに氷を浸したのですが やはり正直 僕の店舗では 今まで通り この季節は ほぼ必要ないな。極力 わずかしか浸さなかった氷でも 数分で やや温度が下がりすぎていた。まま、確認して正解でしたが 危険なタイミングでもあったかと。
細かい対応に終始します。特にワインの味わいに対しては。
Sommelier R.Imamura