Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴォオニエ

何とかぎりぎりの結果がもたらされた感の昨夜で。それにしてもご紹介いただける海外の方がホテルさんのコンシェルジュさんを介して最近。久しくお付き合いの有るあの海外の方から勧めていただいているのは容易に。ただ英語での対応はワインならまだしもお料理は少し悩ましく・・・・・。
・Viognier’00 Calera
・Les Fiefs de Lagrange’88 St Julien
・Clos du Marques’94 St Julien
・Cabernet Sauvignon’05 Coup de Foudre
吉野からのムッシュは今宵は、少しだけとおっしゃられながらも結局のところボトルでカリフォルニアの珍しい白を。本音ではもう少し寝かせてあげたい極上の白で。ローヌ系のぶどう品種のヴィオニエは、濃密でトロリとしたコクもまた持ち味で。ジェンセンの人気でこの造り手のワインはどれも動きが激しく有る中、このヴィオニエは皆様の眼を通りすぎていかれる状況が長
く続いておりましたが今宵遂に。デキャンタージュにより幾分、酸の角は取れ美しい甘みがヴォリューム感と共に攻めてくる感じの。
複数本の購入がされましたが、使い勝手が良いこともありおそらく早い段階で。ええと、限定される方へのお知らせになりますが’05ラグランジュの価格が解かりました。フィエフ’88のお取り置きも合わせてご連絡をいただければ。
クロ・ド・マルキ、固執されるようなラヴァーを数多く持つシャトーのラス・カーズのセカンド。こちらの方が好みの方がおられるセカンド、熟成したこのボトルが見つかるのも最近は少なく。流石に上手く作られていますな、並みのグラン・クリュもなぎ倒すほどの品質で綺麗な熟成は’94ならではの。上手にトリュフのアロマがプンプンと。この辺りで楽しむのもセカンドならではの楽しみかと。
”一目ぼれ”か。ネーミングの勝利はこんなところにも。もちろん上質な味わいであることは最低限の条件ですが。正にプルーンの濃厚な味わいはカリフォルニアのカベルネ・ソーヴィニヨンそのもので。エチケットの二重に仕上がったパッケージは、一段とお商売上手で。深夜のパワフルなこの酒質は中々しんどいですが・・・・・・。

         Sommelier R.Immaura