Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ'53'35

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破綻するのか、京都市は。10年以上も市長さんをしはった あの方はどうしはるんでしょう?

そして、市民への皺寄せは?これも心配ですが、今更お引越しとはいかないからなぁ。

あのインバウンドの時に もっと経営戦略をしっかりと取り組むべきだったのでは?ですが。

で ある晩の またまた素晴らしいオールドは

・Beaune Clos de Mouche'53 Joseph Drouhin

・Chateau La Tour Blanche'35 Sauternes

やはり今回もオールドを。まま、流れは有りましたので お勧めもいたしました。

’50年代と言う お話も有ったのでそれも後押しに。懸案のコルク落ちの印象は、それほどでも無く5mmくらいでしたか。抜栓も辛うじて、折れてはしまいましたが 何とか飲むことには問題なく。そして、この時代のものは コルクの香りで中身の想像も出来るのですが 熟成好きにはたまらない熟れたブーケがのっけから拡がり 余韻の酸も円く 未だに残る とても優香な逸品で。

紫煙を上げながらの 彼の生業は美術商。そうでしたか あの方の元でお仕事を。とてもとても興味深く まだまだお伺いしたいことがございます。その流れでの今回も貴腐ワインを。

ヴィンテージ'35、貴腐ワインの手持ちでは最もオールドで。こちらも抜栓は辛うじて。

やや、黒みも出始めている段階ながらも貴腐の琥珀色が中心で。味わいは、やはり若干甘味は勿論なのですが 今迄の経験からしては 甘味が削がれていく姿が見られ。フルサイズのシガーのお供には、寧ろこの位の 甘すぎない貴腐ワインも 相性は良かったかも。

まま、何にしても この晩は ひょっとしたら世界でも最もオールドな抜栓をしたソムリエは僕かもしれません?どうかな?またまた、ご一緒に!

Sommelier R.Imamura