Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

術後3日目ですが

術後3日目になりました。

お腹の管等のチューブも早くも取れましたので、後は問題の部位のカテーテルを残すのみです。ただ、合わせて痛み止めの管もぬいたので 今日は やや午前中は調子が悪く やっとお薬が効き始め今に至るかと。たった2日ぶりとは言え 暖かいシャワーを自分の意思で浴びるのは生き返ります。早くも帰りたいですが、リンパの切除もしたので太腿の違和感を今更ながらです。

で なのですが この辺りで今迄の経緯を。

京大のドクターからは、運です!の一言でしたが。まま、僕的には不摂生の結果かな?とも。

この10年以上ですが、かなりの確率で下痢をしておりました。単純にワインの飲み過ぎだとは思うのですが。その為、固形の便を見る回数は非常に少なく。ただ、非常に快便で健康的かと勘違いしておりました。ある時ふとした違和感から、診察を受け痔瘻が発覚して昨年の手術に至ります。その術後の痛みも特筆でしたが その際に合わせて触診された前立腺が肥大していたようで この伏線に。

直ぐに日赤病院を紹介され伺うと13本もの精検を受け 直ぐ様 ステージ2の悪性にて腹腔鏡にての手術を勧められた。妻も呼んででの説明にここで葛藤も産まれます。

何となく気掛かりも有りましたので セカンドオピニオンにて京大へ。この間も時間は過ぎていくのですが、日赤ざんのMRIデータと同じ精検の細胞を見た上で京大さんでは ステージ3との結論に。

このステージの狭間が大きく ステージ3は前立腺の部位から癌細胞が もう既に外部に進出しており その手術の難しさとリスクを孕む内容に。京都の立派な大学病院ふたつの病理の見立てが異なると言うことが気になった事と 京大さんでは 政治力の問題か放射線治療を と言うかセオリーとしてステージ3は放射線治療を勧められることに。この時点では僕も自身の癌については少し勉強しており 将来の再発の際のリスクと癒着と言う問題を理解できておりましたので 奇しくも5年半になりましたが店舗の移転の際に税理士さんのお勧めで保険に入っていて正解でした。おそらくは基本的な治療は受けられる点と もうひとつのセカンドオピニオンを そのプランで優先して受けることができ 東京の癌研有明病院の山本医師へとたどり着きます。とは言え、失礼ながら ステージ3で放射線治療を勧められるものと勝手に思い込んでおり 東京の顧客と気になるワインバーにでも!との思惑のほうが強く来京したもので。ですが、その年齢の若さ故と 元から経つことの重要性で執刀医のスキルも併せて切りましょう!とのご提案に最終的にはお願いした次第です。それまでに、ホルモン療法で コロナ禍ということも有り 約1年の投薬生活を経ましたが前立腺の癌自体は小さくなっていたものの既に癒着は見られたようです。再発の可能性は、50%と厳しめにいわれておりますが、今は先ず復帰出来ることをリハビリの努力とともに。

Sommelier R.Imamura