Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

Ermitage Le Pavillon'93

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本日のお昼間は 次男と 本年度の最終の祇園街界隈のダイレクトメールのポスティングを。お昼間は 流石に 年末らしい観光の方々で祇園は ごった返して。夜間とは 様相は 異なりますが より 夜間の楽しめる文化も 成熟していければなぁ?と 改めて。

で 昨夜の 一般的には この街の最終日?は

・Ermitage Le Pavillon'93 M.Chapoutier

連夜で 祇園街では 深夜帯のタクシーさんは 拾えず 来てもらえず の晩でもありましたが 僕のカウンターは 非常に静かに。

ただ、この晩の深夜のお電話のお姉さんは そう そんな気もしておりました。鴨肉のスモークをしっとりと仕上げた ワインのアテにはぴったりの逸品があるのですが こちらを 御節にと?そんなお声が耳に残ってもいましたので。

そんな手持ちも残しておいて正解でしたが 何時ものムッシュと 今宵は より お若い ヴィンテージ'93の お姉さんも 引き連れて。

ヴィンテージ'93も そろそろ 良い熟成感も 出始めてはいるものの まだまだ ワインの世界では やや。なので 手持ちに不安はあるものの その中でも 厳ついブルゴーニュは 数本有りましたが 少しやり過ぎでもありましたので まま 頃合いが良い?と言うと失礼ですが これも ローヌを代表する逸品のひとつでもある エルミタージュの 特別なキュヴェを。

正にモンスター級の 絶賛を得る シャプティエの パヴィヨンですが パーカーの評価は常に。

このヴィンテージ'93も 数年前のテイスティングでも 印象は良かったものの まだまだ硬くも。昨夜の 期待も コルクの浸透具合は  進んでいないもので。

ただ、まあ それでも 27年が 見え始めており 甘みのたっぷりの しなやかさは 評論通りなのです。

まま、話題は 多岐にわたるものの この晩は こちらのお姉さんは シャンパーニュも あの フット ド シェーヌの'93を飲み込まれたようなので このような機会を経て 本当に美味しく特別なワインを 知っていっていただきたい!

そう 良い意味でも いくら 高価なもので 固めても こう言った文化を知らなければ どうでしょうねぇ?と勝手ながら思ってしまうので。まま、彼女たちは その機会を得られていますので。

良いお年をお迎えください!

ちなみに今宵は 貸し切りにての臨時営業です。

Sommelier R.Imamura