Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

3杯ではないようで・・・

2011年版のミシュランガイドを購入いたしました。今回、ざっと流して印象に残ったのは顧客の皆様方が相変わらず星を維持されていたり数が増えておられた方もおられましたがイタリアンのあの店が。
もう、2年以上前になりますが私のお店でお料理をつくっていてくれた紺野君がお世話になっているピンキオーリさんが京都の町場のリストランテでは唯一かな?星を得ておられて。おめでとうございます。
ただ、余計なお世話でしかないのですが先日ピンキオーリさんとの契約を切られて店名の変更があられたばかり。タイミングとは難しいものですが、ミシュラン効果は如何に。
で先週末の強烈に閑散のカウンターは
・Beaune Vignes Franches’76 Louis Latour
微妙な晩でったのでしょうか?中盤からの動きはありましたが、ダラダラとした流れに。
今宵、唯一の特筆のヴィンテージ・ワインはやはりあの方で。還暦を超えておられるのにお元気なムッシュは、祇園町を離れるお姉さんもおられればまたそうでは無いお姉さんも親しくされて。
ある意味では、お時間が重なられることもないでしょうからこれからはまた違った展開の覚悟はして対応を考えなければ。
先日は’79でしたが今宵は’76のヴィーニュ・フランシュ。ボーヌ・エリアながらもこの位熟成したボトルは甘みの凝縮感よりも酸が特徴にも成り得るもので。ここ最近の流れからも、このテイストはお好みであることは間違えなく。
〆のグラッパもまた滑らかに熟成した逸品。ご機嫌麗しく。
兼ね合いの中で、今宵もプライヴェートで知人の祇園町南側のあのお店へ。モエのグラン・ヴィンテージのロゼ’00だったはずなのですが?後はリジェ・ベレールの’03のプルミエのヴォーヌ・ロマネだったかな?特に’03は普段では決してチョイスしないもの。ただ、お持ちされていたので試しにでしたが先入観をなくす良い勉強になる素晴らしい濃密さを。相変わらず感覚は10年前の頭でっかちの古酒きちがいで。
でその後も気が大きくなってしまうものです、前回同様デジェスティフなど通り越すグラッパの熟成されたベルタだったんだろうな?’82を。ですが、やはりサシカイアの方が好みで長々と。何時もながらすみません。
前回も3杯ではなかったらしく、ご指摘までいただき。微妙に領収証まで、先を読みすぎなくらいの白紙で。今度ご記入を。R