Ｍｏｎｔｉｌｌｅ’９９

休日も店舗への確認に。夏の洗礼は　まだまだ改善段階ですが　もう日本は亜熱帯だな・・・・・。ワインの管理には　問題の有るエリアかもしれない。
ですがですが、そんな　ひとつひとつの対応を我慢強くです。そこにも　顧客の皆様にはワインの管理と言う意味合いも含めて　僕のカウンターでの意義を少しでもご理解いただければ幸いです。
で　先週末の　晩の　リストのお買い得を
・Ｖｏｌｎａｙ　１ｅｒ’９９　Ｄｅ　Ｍｏｎｔｉｌｌｅ

後半にお電話が。非常に丁寧なお話をされ　寧ろ　やり過ぎな位にも感じられましたが　それでも　嫌な感じは全く。
不幸中の幸いと言いますか、グラス・アイテムのシャンパーニュが　変則になってしまっておりましたので　ご提案もボトルに。リストをしっかりと見つめられたムッシュはお若いのですが　非常に吟味されたアイテムを。もう正直　ブルゴーニュのページには　極端なお買い得は見つからない！と思っておりましたが　そんな中のこのアイテムは　おさらく一般のワインラヴァー（勿論ブルゴーニュのドメーヌにも見識が有られる方）には　ご理解と言うか　見つけた！と言うお買い得かと。そう、忘れておりました　以降は価格改定をさせていただきたい！そんな銘柄です。
コート・ドー・ボーヌの赤の造り手の中でも　あの映画の影響も有り　人気が出たのも頷けますの　嘗てより優良なドメーヌの　ド・モンティーユ。そのヴォルニエのプルミエ・クリュのヴィンテージ’９９は　数年前までは　僕的には　まだまだ開けてはならないボトルのひとつに思えておりました。そうですね、彼らの’９７のミタンなんかが　そんな印象を強く植え付けたのですが　今回は　非常に　その概念を緩く解きほぐしてくれ。流石のプルミエは　ヴォルネイ特有の果実のコンフィチュール感をしっかりと感じさせてくれ　酸の過度が柔らかく溶け込む　ブルゴーニュのピノ・ノワールの　狙うべく味わいです。
長い夜のお付き合いを頂ける　ナイス・ガイの　ワインラヴァーには　ご縁が有られればの良き晩で。
Ｓｏｍｍｅｌｉｅｒ　Ｒ．Ｉｍａｍｕｒａ