Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

連日のモエの熟成

本日のお昼もジムには通えましたが、肝臓が疲れている様子も。まま、有難い限りではありますが。
そしてワインの納品も1ケースだけ。ブルゴーニュの熟成にローヌが1ぽんだけ。
ギガルのエルミタージュ’91にコシュ・ビザァールのモンセリ’73とジョセフ・ドルーアンのマランジェのプルミエが複数本づつ。ギガルは想定内の数字ではありますが、最近オールドが市場に見かけるもうひとりのコシュと大手ネゴシアンはどちらも非常にお買い得なプライスではありましたがリコルクされているもので。まま、少し休ませてあげれば使い勝手は抜群な予感が。
で昨夜の連夜の極上のシャンパーニュ
・Volnay Champans’87 Hubert de Montille
・Corton Languettes’88 Michel Voarick
・Pignan Chateauneuf du Pape’96 Chateau Rayas
・Moet et Cvhandon Brut Imperial’78
・Perrier Jouet Belle Epoque’96
後半はもう潰れてしまう状況ではありましたが、最後までお料理に追われるそれはそれで有り難く。
こちらも久々のお越しのムッシュでしたが、流石に同姓の方の存在は忘れることなど。
やはりと言うかブルゴーニュの熟成をご所望でしたが、モンティーユの今月のお勧めに。幾分、まだまだ若さもございますがヴィニロンとしても確固たる地位を得た彼のワインは市場でも希少なオールド。ただただ、真価の発揮前に飲みきってしまう様相は致し方ないか。給しする側にも問題があったか、どぼどぼとご自身でも。
今宵の僕を潰したムッシュは、何時ものお姉さんに今夜はドタキャンだったようで。やや、噴きぎみのコルトンですが2杯目からがぐっと甘味を感じさせる流石のグラン・クリュ。やはりこの造り手も安心感のひとり。
2本目は意外でもありましたが、お互いに最愛のローヌと言ったところでしょうか?ジャック・レイノーの最後のヴィンテージとも言える’96のピニャンは残すところ1本のみになりましたが、今回もグルナッシュの妖艶な世界観が遺憾なく発揮されている。
中盤の〆は連夜のモエのオールドを。ひょんなことからお越しになられた’78のマダムの存在は結果的には素晴らしいことに。この’78でもワインの色調はまだまだ白く泡の存在もしっかりと残るもので。先日の’61とはまたスタイルが異なるもののこの’78もまた偉大な蜂蜜のように。
深夜のドクターは、空きボトルの存在にベル・エポックを。まま、打算的ではありますが意図は正にこの為の空きボトル。ハーフもありますよ!に反応が有られ結局。ハーフサイズのアネモネは市場でもほとんど見かけず、個人的にも見かければ全量買い占めるくらいの気持ちも。今回の手持ちも残すところ後1本になりますが’96の優良なシャンパーニュプレステージはハーフだけに飲みごろも意識させられます。

                         Sommelier R.Imamura