Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’00’97’89

本日のお昼間もジムに。月曜日は、お休みをしてしまったので 僅かながらもハードに務めたのですが 実は連休中に 腕の筋肉が痛くなるほどの短時間ながらの荷物を。以前の店舗に最後に残されていた 玄関に置かれていた オリーブの木の鉢植えを。テラコッタの 大ぶりの鉢は 結構なお値段でもあり オリーブの樹も それこそ13年以上の樹齢が有る筈ですので 自宅に。シトロエンのトランクに乗せるのも大変でしたが ガレージから表玄関まで運ぶのも 腕は ぱんぱんに・・・・。鍛えてはいる つもりですが。
で 昨夜の 流石の高貴さのブルゴーニュ
・Chablis’89 Domaine de Vaudon Joseph Drouhin
・Bourgogne Passetoutgrain’00 Donis Mortet
・Nuits Saint Georges Clos des Corvees’97 Prieure Roch

遠方からの 久々のムッシュは、今回はボトルで。お祝いも兼ねてとの お心使いに非常に感謝いたします。やはりと言いますか グラスでは叶わない味わいのものがワインの中には数沢山。
稲荷の頂上まで登られたそうですが、素晴らしいことかと。僕も先日子供たちと登りましたが 初めての時は 時間も今の1.5倍はかかっておりましたので。
と言う お疲れの段階でしたのでシャブリのリクエストで。今回の’89のヴォードンのドルーアンは 以前のボトルよりも明らかに纏まる 濃密さも兼ねた 上質な熟成シャブリ。村名では難しいかな?とも思った 前回のボトルでしたが今回は お稲荷さんのご利益かな?
こちらのお二人は、以前の店舗へ。わざわざ、お越しいただけたことに感謝です。今回も最終的には、2本のブルゴーニュを。パストゥーグラン、ドニ・モルテのこのヴィンテージでなければ 正直?ではありますが 前回は 殊の外印象も良かった。そんな 流れではあったものの 流石にワインラヴァーを唸らせるほどのピノ・ノワールではなかったようでも?ガメイの質感も隠し切れない ものでもありますが 残り香のモカのニュアンスは 上質なブルゴーニュの姿でもあるのですが。
このままでは!のガッツに 恐縮ですが、この2本目は流石の。
抜栓直後から、DRCと言うよりも ドメーヌ・ルロワの共通する 華やかな香水の香りが立ち上がり 飲まずしても!の当たりの1本。やや、開けたての味わいは還元で酸が気になりながらも あっという間の しなやかかな果実の凝縮に これだからブルゴーニュのステージをひとつ昇ると世界観が!です。
オールド・ヴィンテージでは、このプルミエはモノポールの感覚がないのですが この年代では 彼の所有する 特別な畑のひとつであることに 間違えない!
最後の1本でしたが・・・・・。
Sommelier R.Imamura