Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’97’94’89’83’83

本日のお昼間もジムに。変わらない 週半ばですが 2月のスタートです。
お蔭様で 1月は ほんの少しだけですが 改善の兆しも。やはり、既存の顧客の方々が 少しだけですが 戻ってきてくれたことが 本当に。やはり ご常連さんに支えていただく形ですが 変わらず2月も ほんの片隅でも構いませんので 思い出していただければ幸いです。
で 昨夜は 新たな顧客になっていただければの晩に
・Clos Vougeot’97 Rene Engel
・Chateau Grillet’83 Neyret Gachet
・Diamond Creek Volcanic Hill’89 Napa Valley
・Volnay Clos des Chenes’83 Michel Lafarge
・Chateau d’Yquem’94 Sauternes

前半からのお電話に どんな方かな?と期待も 抱えながらでしたが 素晴らしいワインを。
2組のカップルでしたが よくよくお伺いすると 随分若い方達で カナダ国籍ですが アジア圏の方と日本の方で。通訳をさせてしまったことをお許しください。
随分、しっかりとワインリストを抱え込んでのムッシュでしたが 1本目は 早い決断の 希少なルネ・エンジェルの遺作のクロ・ヴジョを。大分、豊満な果実の味わいが 纏まってきていた印象のこの’97も これで最後の1本でした。ここからが また通のセレクトへと。
ローヌのモンラッシェの異名を持つシャトー・グリエ、この時代のものは 賛否もありますが 非常に複雑に絡み合うブーケの多彩さに会話も盛り上がる 状態の良い1本に 加速を。
ここが意外でしたが カリフォルニアに。それでも このダイヤモンド・クリークの選択は 流石の。やや、売りあぐねたいた銘柄ながらも ボトルの口の噴いた形跡が 痛々しく。状態の難しさに キャンセルしていただくことに。久々の こちらからの却下のさせていただく ボトルに ままこんなこともあるか。
ですが、また 通好みのミシェル・ラファルジュの ヴォルネイ・クロ・ド・シェーヌ。ヴォルネイの御三家のひとりの彼の特別なプルミエで しかも’83となれば 正に飲み頃の しなやかな味わいに 個人的には今日最も。
ありがたいことですが、前夜のブルゴーニュと合わせても やはり 出る時は 一気なので ブルゴーニュの飲み頃のボトルの手持ちが不安にもなるものですが。
〆は 貴腐の最上を。隈なくリストを見つめていただけたことが はっきりわかる ハーフのイケムは 優雅に甘みを湛えて 5名での ゆっくりとした時間を分かち合うように。
また、今回 拡散の了承を得られたのですが その対応の素敵なことを。他店さんでは 紹介しないで!の店主さんもあられるようですが 僕は基本的には。ただ、まま確かにアジア圏の方々の 意図しない ゲストのお越しも問題があるので そうですね ご確認は スマートな対応かと。まま、結局 あなた方のご紹介!と言う意味合いでご理解いただきましたが。若い皆さんですが しっかりされてるなあ。です。
深夜に お一人の顧客でしたが 今宵は ご一緒に飲み込まず 申し訳なく。やや 肝臓が・・・・。でしたが 何時もながらの 面白い話題に 感謝です。
Sommelier R.Imamura