Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’94’86’79

本日のお昼間は、愛犬の 散歩に 久々の鉄猫も。昨日は、やや暖かさもあったのに 今日は本当に寒く。自力で歩くお散歩は 軽く汗ばみながらも エンジンが運んでくれるトライアンフは 体は防寒が出来ておりますが 顔が・・・・。
若い頃は、そんなには気にはならなかった 顔の寒さに そそくさと 近所を流して退散しましたが。
で 昨夜の ブルゴーニュか 今夜も
・Beaune Clos des Mouches’86 Joseph Drouhin
・Corton’79 Hautes Chapelles
・Volnay En Caillerets’94 La Pousse d’Or

昨年ではあるのですが、幅広く事業を展開されている方から この店舗界隈での空きテナントの情報を問われていたのを思い出し。お隣の撤退の情報を とお電話したのが 意図しないご利用へと繋がり。
閑散とした昨夜でしたが 結局 この方だけでも 数字としては 見栄えは良くなりましたが 営業って・・・・かな?
白の方が 有名?そんな台詞は 意外でしたが 確かにこの クロ・ド・ムーシュは 価格からしても 白のほうが価値があるようです。個人的にも、以前抱えておりました ’85の存在は また手に入れたい好印象の白の逸品でしたので。
そんな中でも赤の’86も 侮れません。前半は、やや酸のタイトさも 感じられますが 徐々にボーヌの甘みの厚みが増すスタートから上質な1本で。
お次は、グラン・クリュを。’79ともなればの 流れは素晴らしく このシャペルの手持ちの 沢山有ったものも これで ほぼ使い切ることになりましたが 最近はもう全く見かけないお利口な造り手でもありました。
ここまでくると 明らかに果実のポテンシャルに飲み頃の 段階もはっきりと 意識させられる 世界観の段階が異なります。
〆のワインは、グラスではなく ハーフにて。相変わらず まま飲み込まれるお二人ですが 会話も尽きない 達者の方でもあり。ハーフのワインの中身の 味わいに猜疑心をお持ちのようでしたが このプスドールの カイユレでしたら 侮れない味わいに驚かれ。まま、僕のリストには ハーフだけでも 約100種の手持ちがございますので 選択肢は多少。他店さんでの リストとは比較には成り難いかもしれませんが まま半分サイズでも 決してお安くはないのですが。
飲み頃のブルゴーニュの追加を 考えさせられますが なによりも ご利用いただかなければ その意味もないので!有難うございます。
Sommelier R.Imamura