Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

モエ スタート!

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本日は、筋トレ。べらぼう か、NHKも時代が変わってきてるので 中々攻めた内容にもなってきているでしょうから 横浜流星くん 男前も頑張って欲しい!

そして、取りあえずは店舗のトラブルも解決に至っているようかな?新しい年ですので、呼ばれざるでは無く 福の神にお越しいただきたく!

で 半年ぶりでしたので

・Moet & Chandon Brut Imperial 150th Anniversary

・Moet & Chandon Brut Imperial

・Moet & Chandon Grand Vintage’00

・Moet & Chandon Dry Imperial’55

油断していました、またしても。意外にお早いお越しで完全に失念しており・・・・。

やはり 下準備が無いと ワンオペではワインは 必死に対応できても お料理が。と言うほどのものではないのですが、時間が迫るとチーズすらの情けない展開でした。

流石に半年ぶりでしたので 華やかな面々が集われ マグナムでいけば 良かったのですが まま 色々と少しづつの方もおられるので 結果的にはよろしかったかも?ですが、ソムリエ的なエゴに 支配され 予定の流れとは変更点も有り 戒めながらの白ワインもありましたが。

2000年代の中盤のようですが、150周年のメゾンのアニヴァーサリーのボトルも 十分に熟成感が出始めていた。コルクの収縮具合も鑑みると もしこのボトルが沢山手に入れば 贅沢に色々な使用をトライしたくなる 一般的にもご理解いただける段階の味わいかと。

ぐっと その熟成感は増します。’90年代のNVですが ここになると まあ僕のカウンターらしい味わいに一気に進みますが これが前座になってしまうのも 贅沢な流れかと。

やや若返るのですが、’00のグラン・ヴィンテージ。流石に比較すると その酒質の充実感は キュヴェのランクをはっきりと物語ります。厚みがぐっと増しますが 溌剌さが 少し残り ここには好みが解れます。

〆の’55は、当たり前ですが 前回の抜栓よりも 若干の進んだ印象で 儚さは増していた。それでも ここに出逢えるノスタルジーは抜群の存在感で まあ よくこんなボトルが 何度も残っていて 京都のこんな場所に届けられていること自体が稀有なことかと。

そしてねえ、もう少し じっくりとお話も有ったのですが 流石に半年ぶりの シャンパーニュに 足を取られたご様子が。僕も以前あったからなあ、情けない思いもしましたが だからこそ お気持ちが解ります。少し感情を吐露された瞬間も有られたようですが そうですよね 中々お気持ちすら 表現し難いお立場とも思いますが それぞれの順番も有りますので そのお姿にも 学ばせていただきたい機会もございます。

これに懲りず 鍛えなおしましょう!またまたです。

Sommelier R.Imamura

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