Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

症状は

本日のお昼間は、ダイレクト・メールを郵便局へ。京都駅までの急ぎ足でしたが花粉症が。何しろくしゃみが3回の6セットぐらいで。営業中にもよおさない事を祈る限りです。
それとは逆に嬉しきこととして、破損したパコジェットのとりあえずの代替品が。さっそくの利用でしたが、何とも今まで使用しておりました10年戦士の不備具合に驚きを隠せませんでした。何の為のボタンだろう?と思っていたひとつの疑問も解決いたしましたし。イチゴのソルベはお勧めのお味かと。
さて昨夜のワインは
・Clos du Clocher’86 Pomerol
・Tapanappa Cabernet Shiraz’04 Lynch Bage & Bollinger
・Clos de Vougeot’86 Christian Confuron
・Chateau Cos d’Estournel’87 St Estephe
少し貯まっておりました売り掛けの清算も兼てMRさんは。今宵はご接待ではないようでしたがお好みの右岸のメルローを。
ただ、今宵は後にお越しのお坊さんとドクターの団体さん2組に囲まれてしまい何となく。
入れ替わり立ち代りの時間帯ながらガヤのグラッパまで流し込まれおそらく家路につかれたかと。
花粉症仲間のお坊さんは、酔いの周りがやはり早そうで頭までしっかりと高揚されており。後半に今宵二度目のご利用もございましたが、お声だけでムッシュと解かる愛らしい存在。
ボランジェのオーストラリアのパワフル・キュヴェは’04もまた確かな造りでまったりと。
珍しく女性陣のほうが今宵は強いドクターでしたが、3対1ではやや分が悪く。クロ・ヴジョ、クリスティアン・コンフェロンの’86はボトルの問題かやや進みがちな味わいで。ただ、ややもったりのブルゴーニュがお好みの看護婦さんがたには逆に好印象が。
クロ・ヴジョ、やはりもっとも造り手を見極めなくては為らないグラン・クリュ。
2本目は先日も扱いました’87のコス。来月のお勧めの1本ですがフライングで。やはり’87は今がバランスが取れ、ボルドーならばこの辺りが個人的にはお勧めで。
そうそう、先日のこちらを楽しまれたお料理人さんが閉店後に。見かねられていたお料理のレシピを。特にテリーヌとフォワグラに於いては真剣に検討させていただき。ひょんな兼ね合いではありますがこれもお人柄なのでしょう。R